2023/01/19 日記 寒月 - 菜花亭日乗
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2023-01-19 (Thu)  20:35

2023/01/19 日記 寒月

2023/01/19      ()      旧暦:   1228       祝日・節気・雑節・朔望:              日出:   648           日没:   1654       月出:   406         月没:   1341       月齢:   26.7      潮汐:      中潮     干支:   丁丑     六曜:   先負


今日のあれこれ: 寒月

《尺八、ピアノ、和太鼓による【寒月 ~インスピレーション~】》

https://youtu.be/EG7Pi-Y_qII




『寒月(かんげつ) 晩冬

【解説】
 厳寒の空にさえざえとある月。
満月に近い寒月の夜は、冷たい月光が降り注ぎ建物の影や自分の影が地面に黒々と落ちる。
 いよいよ寒さが身に滲みて、帰宅の足も自ずと早まる。』
(季語と歳時記)



寒月の俳句:


・寒月に白妙の富士峙てり   安原葉


・寒月に白刃をかざす滝のあり  桂信子


・寒月にまぶたを青く鶏ねむる  田中祐三郎


・寒月に射貫かれし身の固まりぬ   湯川雅


・寒月のうつくしといふ閨の妻   山口青邨


・寒月に照る海を見て寝に就く  山口波津女




天体というものは、あまり好きではない。
あまりに人間離れしていて人間の尺度では理解ができない。

温度からして氷より冷たいものもあれば、何千度で燃えているものもある。
近いものもあれば、遠いものもある。
遠いものは見えているが、その瞬間に存在するかどうかはわからない。
光り輝くものもあれば、暗黒で見えないものもある。
すべてを吸い込んでしまうものもあるとかや。

全く訳が分からない。


月は近い天体で、比較的安心できる。

それでも、寒月の例句を読んでいると、俳人たちはそうでもないようだ。

月では兎が餅を搗くとか狸が太鼓を叩くとか、メルヘンチックなものもあるが、美しいと感じる人達もいる。

一方、幻覚に夢を見ている人もいる。
「まぶたの青い鶏」など居る訳がない。
だが、寒月の光の下では居ると詠む。

不安に襲われやすい人は、寒月を冷え込んだ空気の中で見るのは避けたほうが良い。





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最終更新日 : 2023-01-19

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