2023/01/17 (火) 旧暦: 12月26日 祝日・節気・雑節・朔望: 土用、防災とボランティアの日 日出: 6時49分 日没: 16時52分 月出: 1時42分 月没: 12時12分 月齢: 24.7 潮汐: 長潮 干支: 乙亥 六曜: 先勝
今日のあれこれ: 万両
『万両 千両 十両の見分け方 赤い実がなる縁起の良い植物 どこが違う?』
https://youtu.be/qRIkqbY_VRE
『万両(まんりょう、まんりやう) 三冬
【子季語】
実万両
【解説】
ヤブコウジ科の常緑低木で、葉の下に直径六ミリ位の実をつける。まれに黄色や白い実をつける品種があり、黄実万両、白実万両と呼ばれる。千両と共に正月の縁起物として飾られる。
【科学的見解】
万両(マンリョウ)は、ヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木で、関東以西から沖縄までの常緑樹林内に自生している。
センリョウ同様に、縁起物とされ、鉢植え栽培や庭に植栽されている。縁起植物としては、万両(マンリョウ)や千両(センリョウ)の他に、百両としてカラタチバナが、十両としてヤブコウジが、一両としてアリドオシがあてられている。
(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)
万両の俳句:
・実万両朝の日のまづ照らすもの 前川明子
・雪染めて万両の紅あらはるゝ 鈴木宗石
・終の家の万両の実の豊かなる 和田一
・われ富めり千両万両くれなゐに 山口青邨
・残されしいのちの重さ実万両 西村博子
用水路に沿った歩道を歩いていると、植え込みに赤い実を鈴なりに着けた木があった。
花がない季節なので、陽の光に照らされた赤い実は目を引き付ける。
立ち止まって、主張している赤い実をよく見てあげた。
植物にはあまり詳しくないが、千両なのか万両なのか。
葉の下に、赤い実が鈴なりになっているので万両だろう。
万両は、お正月の縁起物と考えられ、花言葉は「寿ぎ(ことほぎ)」という目出度い言葉になっている。
そうした縁起の良い赤い実に出会えたので佳い日になった。
近くに住んでいる人が、歩道の植え込みに植えたのだろうと思われるが、通る人に新しい年の始まりに「寿」を振りまいてくれているのは、ありがたい事だ。
万両の句を読んだが、流石に「寿」の万両。
数多くの中から5句選んだが、
俳人たちの心も万両の赤に照らされて、明るく輝いている。
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最終更新日 : 2023-01-17