2022/07/22 (金) 旧暦: 6月24日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
日出: 4時41分 日没: 18時53分 月出: #NAME? 月没:
13時30分 月齢: 23.01 潮汐:
小潮 干支: 丙子 六曜: 大安 九星: 六白金星
今日のあれこれ: 草刈
「20代女子独り荒地開拓①七日間ぶっ続け草刈り修行編」
https://youtu.be/Uqv2g3miq8U
『草刈(くさかり) 三夏
【子季語】
草刈る、下刈、草刈女、草刈鎌、草刈機
【関連季語】
干草、草取、草泊
【解説】
夏、草を刈ること。農家では刈り取った草を干して、家畜の飼料やたい肥にする。おおむね朝の涼しいうちに行われる。畦や庭などの雑草を鎌で刈るのは「草取」でこの季語とは区別される。
【来歴】
『世話盡』(明暦2年、1656年)に所出。
【文学での言及】
『石中先生行状記』石坂洋次郎
』
(季語と歳時記)
草刈の俳句:
・快音を谷に響かせ草刈機 高澤良一
・沿線の草刈られたる匂ひかな 長谷川守可
・音高く公園の草刈られゆく 坂井和子
・一升の水飲み終へし草刈女 桑島啓司
・刈草に腰埋めて月待ちにけり 大野林火
・汽車に目をあげ草刈鎌で腰を打つ 加藤楸邨
マンションに暮らして、自分の土を持たない人は気苦労はないのだが、庭を持っていたり、土地を持っていたりする人は、この季節は大変だ。
兎に角、夏草の繁殖力は敵ながら天晴だ。
庭の草を刈るのは、季語の世界では「草取」で「草刈」ではないそうだ。
狭い庭でも草を刈るのは重労働だ。頭から爪先まで全身汗でびしょ濡れになる程大変だ。
それを考えれば、確かに広い土地や農地の草を刈るのは想像できないほどの苦労を強いられるのだろう。
昔は、加藤の詠むように鎌で草を刈ったが、考えただけでも逃げ出したくなる。かがんで、一握りほどしか刈れない鎌でどれだけの広さを刈ることが出来るのか。
昔の人の気力と体力には頭が下がる。
先日、庄内川の河川敷と公園の緑地で草刈りが行われていた。今は広い土地での草刈りは、ユンボのような土木作業車で根こそぎ抜き取ったり、広く平らな場所ではホークリフトのような車の運転席に乗って苦労なく刈っていた。
端や狭いところは草刈り機だから、これも鎌に比べたら格段に楽に作業できる。
秋が来て涼しくなるまでは、まだまだ、草との戦いが続く。
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最終更新日 : 2022-07-22