2022/07/17 (日) 旧暦: 6月19日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
日出: 4時37分 日没: 18時56分 月出: 21時48分 月没: 8時12分 月齢:
18.01 潮汐: 中潮 干支: 辛未 六曜: 赤口 九星: 二黒土星
今日のあれこれ: 祇園会
「【2022祇園祭】京都・祇園祭 前祭「宵々山」(2022年7月15日 京都市内)」
「【2022祇園祭】京都・祇園祭 前祭「宵山」(2022年7月16日 京都市内)」
「祇園祭2022】前祭の山鉾・23基を歩く!(前半)」
「【祇園祭2022】前祭の山鉾・23基を歩く!(後半)」
『祗園会(ぎおんえ、ぎをんゑ) 晩夏
【子季語】
祗園祭、祗園御霊会、山鉾、祗園囃、二階囃、神輿洗、宵山、宵飾、無言詣、鉾立、鉾町、鉾祭、鉾の稚児、長刀鉾、月鉾、船鉾、弦召、祗園太鼓、祗園山笠
【解説】
京都東山八坂神社の祭礼。祇園祭、祇園御霊会とも言われる。七月一日の吉符入から、くじ取り、神輿洗、鉾建、宵山、山鉾巡行、花傘巡行、疫神社夏越祭と七月中、連日行事が続く。七月十七日の山鉾巡行で最高潮を迎える。
【来歴】
『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。
【文学での言及】
かさにさす山鳥の尾のながき日に神のそのとぞ今日祭るらむ 民部卿為家『夫木抄』
【実証的見解】
祇園祭に仕える人はみな「蘇民将来の子孫なり」という護符をつけて祭りに参加する。蘇民将来は八坂神社の祭神スサノオの命に旅の宿を貸し、その礼に疫病退散のご利益をいただいた人物。祇園祭は平安時代の初期に悪疫退散を祈願に始められた祭礼である。「蘇民将来」の護符は、疫病の退散を願う祇園祭にふさわしいものといえる。』
(季語と歳時記)
祇園会・祇園祭の俳句:
・いさぎよく宵山の雨あがりけり 成瀬櫻桃子
・伊賀の山四方に高しや鉾すすむ 橋本鶏二
・遠くより祇園囃子はこんちきちん 河村英美子
・祇園会や京は日傘の下を行く 蓼太
・祇園会の一力の釜懸りけり 河本和
・一刀に注連切る稚児の祇園祭 中村洋子
・丸顔の祇園囃子の京わらべ 長谷川浪々子
・祇園会の裏を差配の京をんな 国包澄子
・祇園まつり家々青き瓜を供ふ 林火
・祇園会の水美しく鯉を飼ふ 茨木和生
・祇園会の果は貴船に足洗ふ 山下圭三郎
・祇園会の句は余韻より生まれけり 北尾章郎
今日は、古都京都の祇園祭が盛り上がる日。
【祇園祭2022日程(要確認)】
祇園祭2022日程(●コロナによる実施の有無・内容要確認)は2022年(令和4年)7月1日(金曜日)~31日(日曜日)に行われます。
●宵山(前祭)・・・7月14日(木曜日)~16日(土曜日)
●屋台露店・・・7月15日(金曜日)~16日(土曜日)
●宵山(後祭)・・・7月21日(木曜日)~23日(土曜日)
●山鉾巡行(前祭)・・・7月17日(日曜日)
●山鉾巡行(後祭)・・・7月24日(日曜日)
3年ぶりに山鉾巡行が行われた。
これが無くては祇園祭が決まらない。
「【2022祇園祭】京都・祇園祭 前祭「山鉾巡行」(2022年7月17日 京都市内)」
祇園会の目的は、悪疫退散を祈願すること。
丁度、コロナ第7波がやってきている。
祇園会を開催するには格好の時期だ。
3年ぶりの山鉾巡行だが、本来の趣旨を考えれば、具体的方法は検討する必要はあるが、中止をせず実行して、悪疫コロナの退散を祈願するべきだったと思う。
為政者から国民一人一人に至るまで、悪疫退散を第一に考えれば、退散させることが出来る。
神様にはお願いするもの、退散を実行するのは祈願をする人と決まっている。
コロナについても、今月末には日本製の治療薬が承認されるだろう。
ワクチンで防げなかった人も、治療薬があれば恐れることはない。
感染したらすぐ飲み、軽快する事になれば、悪疫退散となる。
この季節西の方でも福岡の祇園山笠が開催されているが、俳句の面では例句が少なく、盛り上がらないが、古都の祇園会は俳句もたくさん詠まれており、祇園会があぶり出されている。
祭りは楽しむのが第一だが、加えて文化的にも楽しみたいものだ。
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最終更新日 : 2022-07-17