2022/07/02 (土) 旧暦: 6月4日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
半夏生 日出: 4時29分 日没: 19時00分 月出: 6時52分 月没: 21時26分 月齢:
3.01 潮汐: 大潮 干支: 丙辰 六曜: 先負 九星: 二黒土星
今日のあれこれ: 滝
『2022年暑中見舞い 清涼感の滝』
https://youtu.be/0fnpVpzMI3Y
『滝(たき) 三夏
【子季語】
瀑布、飛瀑、滝壺、滝しぶき、滝風、滝の音、男滝、女滝、滝見、滝涼し、滝道、滝見茶屋
【解説】
年中滝はあるが涼気から夏の季語とされた。
人工的に庭園などに作られたものを作り滝という。季語として認められたのは近代以降である。
江戸期は別の季の詞を必要とした。』
(季語と歳時記)
滝の俳句:
・奥入瀬の三里有余の滝づくし 鷹羽狩行
・雲の中滝かがやきて音もなし 山口青邨
・一の滝二の滝三の滝涼し 中川四明
・羽衣のごとくに瀧の吹かれをり 長谷川櫂
・一つ葉や清明の瀧懸りたる 阿波野青畝
・息苦しからん九字切る滝行者 右城暮石
・永らへて三度拝がむ神の滝 堀 文子
毎日暑い暑いと言いながら、漸く週末にたどり着いた。
これほど暑いと週末に休むことは必要だ。
季語の方も現実から離れて、夏の季語だが涼しいものにした。
説明にあるように滝は本来は無季だが、今は夏の季語になっている。
それは涼しいからだろう。
冬になれば、涼しいどころか、凍滝と言う季語もある。
うだるような約熱の都会から離れて、山深く、滝落ちるところは、涼しい。
涼しいだけでなく。その光景や空気は神々しさを感じさせる。
滝行は、滝の力を借りて心身を鍛えて神に近づく行為だ。
実際滝に打たれれば、涼しいどころではない。
身体を温めるものが用意されるほどだ。
滝行をすれば、涼しくもあり、鍛錬にもなる。
良い方法だ。
しかし、堀はもっと良い方法を教えてくれている。
生きていることに感謝し、神宿る滝に三拝するのだ。
一夏に一度位、山深い滝に足を運んで三拝すれば、その御利益で涼しくもなり、心も洗われるのだから。
- 関連記事
-
- 2022/07/04 日記 喜雨 (2022/07/04)
- 2022/07/03 日記 熱帯夜 (2022/07/03)
- 2022/07/02 日記 滝 (2022/07/02)
- 2022/07/01 日記 七月 (2022/07/01)
- 2022/06/30 日記 夏越の祓 (2022/06/30)
最終更新日 : 2022-07-02