2022/06/24 (金) 旧暦: 5月26日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
日出: 4時26分 日没: 19時00分 月出: 1時07分 月没: 14時37分 月齢:
24.65 潮汐: 若潮 干支: 戊申 六曜: 赤口 九星: 三碧木星
今日のあれこれ: 心太
『【高知では当たり前⁉】ところてんの変わった食べ方とは・・・!?』
https://youtu.be/wAHdtHNBFk4
『心太(ところてん) 三夏
【子季語】
心天、こころぶと、こころてん、心太突き
【解説】
天草を煮て寒天質を取り出し、冷やし固めたものを心太突きで突き出し、酢・醤油・蜜などで食べる(一般に関西は蜜・関西は酢醤油)。
井戸水、山水で冷やした心太を暑い屋外で食べるのは夏の醍醐味のひとつ。江戸時代には街中で、心太を空中に突き上げ、皿で受け止めるなど、曲突きをするところてん売りがいて、話題を集めた。』
(季語と歳時記)
心太の俳句:
・清滝の水汲ませてや心太 芭蕉
・ところてん逆しまに銀河三千尺 蕪村
・ところてん外に名を得し花の街 井原西鶴
・旅人や山に腰かけて心太 小林一茶
・ところてん酢みそで食す島の味 陶山泰子
・心太京には京の酢の香 德田千鶴子
急に梅雨のお天気になり、湿度100%かと言いたくなる蒸し暑さになった。
こうなると口に入れるものも涼しいものが欲しくなる。
アイスクリームやアイスキャンデーも良いが、日本の季節感を求めれば、心太だ。
例句を読んでみると、江戸期の著名俳人たちも心太の句を読んでいる。
日本の夏には昔から欠かせないものだったことが判る。
食べ物については地域性があるが、心太もその一つだ。
心太そのものは変わりがないが、タレは地域によって異なる。
例句の陶山は島としか書いていないので地名は分からないが、酢味噌と言っている。
徳田は京の酢と言っているが、一般的には関西は黒蜜と言われている。京住まいなのだが、出身は違うのかもしれない。
名古屋生まれの者は、矢張り酢の心太であり、黒蜜では心太を食べることにはならない。
食べ物は、難しい。
全国の心太の味を調査しているサイトがある。
とこマップ
https://www.rakuten.ne.jp/gold/i-kappa/tokomap%20folder/tokomap/
■ 関東以北、または全国一般・・・二杯酢(酢醤油)
■ 中部地域・・・三杯酢
■ 関西・・・黒蜜
■ 四国・・・ダシ汁
動画の高知県はデータの通り、出し汁となっている。
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最終更新日 : 2022-06-24