2022/06/15 (水) 旧暦: 5月17日 祝日・節気・雑節・ 朔望: 日出: 4時24分 日没: 18時58分 月出: 20時11分 月没: 4時34分 月齢: 15.65 潮汐: 大潮 干支: 己亥 六曜: 先負 九星: 三碧木星
今日のあれこれ: 蟻
『大阪空港で「アルゼンチンアリ」が“大量繁殖” 機器に入り込み影響を及ぼすおそれも(2022年4月5日)』
https://youtu.be/VXu2N6m1Wa4
『蟻(あり) 三夏
子季語: 山蟻、女王蟻、雄蟻、大蟻、蟻の道、蟻の列、蟻の塔、蟻塚
解説: 夏の間、集団で食料を集める働き者の小さな虫。甘いものや昆虫の死骸などに群がる。家の中にも入り込んでくる。
文学での言及: イソップ物語「アリとキリギリス」
実証的見解: ハチ目アリ科に属する昆虫の総称である。体長は一ミリから三センチくらい。胸部と腹部の間にくびれを持つ。雌で生殖能力のある女王蟻と雄蟻、生殖能力のない雌の働き蟻とで社会生活を営む。体色は黒いものが多いが、褐色や赤色などの種類もある。繁殖行動を行う雄蟻と女王蟻は翅をもつ。地中や腐った幹に巣を作る。』
(季語と歳時記)
蟻の俳句:
・雨後の蟻きらりきらりと現れし 成瀬正俊
・影もなく蟻の地面のありにけり 嶋田一歩
・花芭蕉仰げば蟻のかくれゆく 辻雪子
・一匹の蟻ゐて蟻がどこにも居る 三橋鷹女
・杏の核真っ赤に蟻の総掛かり 高澤良一
・運ばれてをるかの蟻の運びをり 佐々木六戈
昨日も今日も雨が降り続いた。
お陰で道を歩くのが気楽だった。
最近は、歩いている道路に蟻が歩いていることが多い。
何か動いていると見ると蟻が一生懸命這っている。
こちらが歩いていくのに避けることもなくマイペースで這っている。
見えているから踏まないようにして歩くのだが、気づかなければ踏んでいるに違いない。
子供の頃は、蟻は遊びの対象で、蟻の生命なぞ考えることもなかった。
蟻の巣穴に花火を突っ込んで爆発させたこともあった。
今はそんなことをする気持ちはないが。
女王蟻は兎も角として、働き蟻は只管外に出て何かを巣穴に運び込むだけだ。
日々のその仕事に倦むことも悩むこともなく。
働いて働いて、それで生命が果てれば、それでお終い。
それが働き蟻なのだ。
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最終更新日 : 2022-06-15