2022/06/08 (水) 旧暦: 5月10日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
日出: 4時25分 日没: 18時55分 月出: 11時59分 月没: 0時22分 月齢:
8.65 潮汐: 小潮 干支: 壬辰 六曜: 友引 九星: 五黄土星
今日のあれこれ: 鰹
『カツオ“異例の豊漁” 水揚げが35倍「激増」 4月の半額「激安」 食品値上げの中・・・(2022年6月1日)』
https://youtu.be/_1t-Xj1MFKE
『鰹(かつお/かつを) 三夏
【子季語】
松魚、えぼし魚、鰹時、鰹売
【解説】
サバ科の外洋性の大型肉食魚。
暖かい海を好み、春、黒潮に沿って北上する。
五月に入ると脂がのって食べ頃。
三陸沖まで北上したあと、一転南下するものが秋の戻り鰹。刺身や叩きで食するほか鰹節の原料になる。』
(季語と歳時記)
鰹の俳句:
・鰹潮とどろき燈台屹立す 中村明子
・鰹船出でゆく沖はなほ荒れつ 山口草堂
・鰹来る大土佐晴れの濤高し 福田甲子雄
・鰹釣る灘の紺より引き抜いて 稲松錦江
・鰹千本枕ならべて朝糶に 北野民夫
・鰹一本に長家のさはぎ哉 小林一茶
狂ったロシアによるウクライナ戦争による、天然ガス、原油、小麦等の穀物の国際価格の変動により、価格が一斉に高騰している。困ったことだ。
その様な騒ぎの中、今年の鰹漁は豊漁で、価格も下落しているそうだ。
旬の鰹が安くいただけるのはありがたい。天からの授かりものだ。
一茶の詠むように、この季節日本人は江戸の昔から鰹を楽しんできた。
勇壮な鰹漁の様子を詠んだ句も多い。
この様な背景を、心に浮かばせながら、お気に入りのお酒を酌みながら鰹を戴くのは、日本に生まれて良かったと思う一瞬だ。
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最終更新日 : 2022-06-08