2022/06/04 (土) 旧暦: 5月6日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
日出: 4時25分 日没: 18時53分 月出: 7時59分 月没: 22時51分 月齢:
4.65 潮汐: 中潮 干支: 戊子 六曜: 仏滅 九星: 一白水星
今日のあれこれ: あじさい
「開成町 「あじさいまつり」Hydrangea 2022」
https://youtu.be/TNnpMM9RO20
『紫陽花(あじさい、あぢさゐ) 仲夏
【子季語】
かたしろぐさ、四葩の花、七変化、刺繍花、瓊花
【関連季語】
額の花
【解説】
日本の梅雨を代表する花。花びらのような四枚の萼の中心に粒状の花をつけ、これが集まって毬を形づくる。ピンク、白、青紫と花種も多く、また色が変わるので「七変化」ともよばれる。庭木や鉢植えとして栽培される。
【来歴】
『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
【文学での言及】
飛ぶ蛍ひかり見え行く夕暮にまほ色残る庭にあぢさゐ 衣笠内大臣『夫木和歌抄』
【科学的見解】
紫陽花は、ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木の総称であり、日本在来のガクアジサイやその品種改良種、セイヨウアジサイなど多くのものを含んでいる。日本原産のガクアジサイは、高さ二メートルくらい。葉は長さ十五センチくらいで卵形、対生する。梅雨のころ、枝先に集散状花序を出し、直径十五センチくらいの毬上で、中央に普通花、縁に装飾花をつける。アジサイは、花序全体が装飾花に変化したものである。その他、在来の紫陽花としては、ヤマアジサイ、タマアジサイ、アマチャなどが知られており、ガクアジサイの園芸品種も多数存在する。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)
紫陽花の俳句:
・鎌倉の紫陽花寺に水流れ 津根元潮
・けふや切らんあすや紫陽花何の色 正岡子規
・あぢさゐの待たれゐるかに彩させり 高澤良一
・あぢさゐの青あれば今日しあはせに 仙田洋子
・きのふよりけふの色美し濃紫陽花 小池照江
事情に依り10日間ほど花を見る時間がなかった。
その間にあじさいの花の色が濃くなっていた。
気になっていたブログの背景写真も紫陽花の花に替えることにした。
紫陽花は一本の木でも花毎に色の変化の段階が異なる。
また、同じ花でも日々色が変わっていく。
七変化と呼ばれる由縁だが、見ていて楽しい。
今朝も杖をついたご年配の婦人が、紫陽花の花の前に立ち、しばらく立ち尽くしておられた。
身体は動かないが、目は蝶々の様に花から花へ飛び回っていたに違いない。
お天気は雨の季節を迎える。
明日は西から雨が降り始め、明後日には名古屋も雨に包まれるだろう。
紫陽花は雨に負けぬ花。
雨に濡れる風情も楽しませて呉れるだろう。
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最終更新日 : 2022-06-05