2022/05/18 (水) 旧暦: 4月18日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
日出: 4時34分 日没: 18時41分 月出: 21時24分 月没: 5時54分 月齢:
17.27 潮汐: 大潮 干支: 辛未 六曜: 先負 九星: 二黒土星
今日のあれこれ: 手毬花
「オオデマリ植物紹介」
https://youtu.be/UCULzZR7DJ4
『繍毬花(てまりばな) 初夏
【子季語】
粉団花、おおでまり、手鞠の花
【解説】
スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。初夏。庭木として人気が高く、花の時期には見栄えのする大きな手毬風の花が枝いっぱいに開く。』
(季語と歳時記)
手毬花・おおでまりの俳句:
・大でまり小でまり佐渡は美しき 高浜虚子
・円空仏笑ませ給へり手毬花 野田しげこ
・手毬花日蔭の斜面明るうす 芦川まり
・小手毬の雨を含みて重き白 川上綾子
・庭先の白さ目にしむてまり花 永見嘉敏
虚子はあまり親しみを感じない俳人だが、手毬花の句は素直な感慨で共感できた。
前に住んでいた家の玄関近くのアプローチにおおでまりの樹が植えられていた。
春になると花芽ができ、季節が進むに連れて、大きくなり、やがてミニチュワの緑の玉ができる。
その玉は次第に白くなる。
白くなるが真っ白ではない。
薄緑の白粉を刷いたような明るい白だ。
ある日、見ると、うす緑のオオデマリは白のおおでまりに変わっている。
毎日見ているから気づかないのか、一夜のうちに変わってしまうのか知らないが、その時は白いおおでまりですと言っている。
自然の色の変化は、人の感覚を超えている。
花の色には目眩まされ、驚かされるばかりだ。
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最終更新日 : 2022-05-18