2022/05/15 (日) 旧暦: 4月15日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
日出: 4時36分 日没: 18時38分 月出: 17時39分 月没: 3時47分 月齢:
14.27 潮汐: 中潮 干支: 戊辰 六曜: 赤口 九星: 八白土星
今日のあれこれ: 賀茂祭
『京都・上賀茂神社で「賀茂競馬」(2022年5月5日 京都市北区)』
https://youtu.be/iaequO94ZUM
『賀茂祭(かもまつり) 初夏
【子季語】
祭、北祭、葵祭、懸葵、加茂葵、双葉葵、葵鬘、諸鬘、御生祭
【解説】
五月十五日に行われる京都の上賀茂神社、下鴨神社の大祭。平安時代の宮中では祭といえばこのまつりだった。御所から参向する勅使らの冠を、葵桂で飾ったことから葵祭ともいい、石清水八幡宮の南祭に対し北祭ともいう。
【来歴】
『俳諧初学抄』(寛永18年、1641年)に所出。
【文学での言及】
『源氏物語』葵の巻では葵祭見物の場面での光源氏の正妻、葵の上と年上の愛人、六条御息所との確執が描かれている。』
(季語と歳時記)
賀茂祭・葵祭の俳句:
・御車はうしろさがりや賀茂祭 後藤夜半
・行列の葵の橋にかゝりけり 正岡子規
・駄馬ならず葵祭の競べ馬 右城暮石
正式名称より葵祭の通称の方がよく知られているの賀茂祭は長い歴史を持った祭礼。
『古墳時代後期の欽明天皇(540年~571年)の時代、京都をはじめ全国が風水害に見舞われて飢餓・疫病が流行し、賀茂大神(上賀茂神社・下鴨神社)の崇敬者・卜部伊吉若日子に占わせられたところ賀茂大神の祟りであるとした為、4月吉日を選んで、馬に鈴を懸け、人は猪頭を被り、駆競して、盛大に祭りを行ったことが起源です。』
(京都ガイド)
今年もコロナの影響で一部、中止となった。
舞楽、神馬の引き回しは中止、社頭の儀のみ執り行われることになった。
平安貴族の衣装を纏った華麗な700mの行列が、京都の町を巡行する路頭の儀は、今年も中止になった。
『王朝行列は、総勢500余人、馬36頭、牛4頭、牛車2台、輿1台からなり、京都御所を出発し、下鴨神社を経て上賀茂神社へ向かいます。上、下両社それぞれの社頭で、勅使が御祭文を奏上し、御幣物を奉納する「社頭の儀」が行われ、雅な雰囲気の中で、神馬の引き回しや、舞人による「東游(あづまあそび)」の舞が披露されます。』
(京都ガイド)
催しは中止となっているが、神事としての祭礼は行われているので、伝統の継続については問題はない。
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最終更新日 : 2022-05-15