2022/05/14 (土) 旧暦: 4月14日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
日出: 4時37分 日没: 18時38分 月出: 16時28分 月没: 3時17分 月齢:
13.27 潮汐: 中潮 干支: 丁卯 六曜: 大安 九星: 七赤金星
今日のあれこれ: 柿若葉
「5月の若葉で作ろう、麦茶風味の柿の葉茶。アンチエイジングにも、お勧めします。」
https://youtu.be/ABpt2ezkMWU
『柿若葉(かきわかば)
初夏
【解説】
柿紅葉も鮮烈で美しいが、初夏の頃、柿若葉は透きとおるような 美しさ見せる。
さまざまな新緑の中でも格別のみずみずしさである。
幹や枝の色、晴れた空の色とのコントラストがことに印象深 い。』
(季語と歳時記)
柿若葉の俳句:
・夜の風雨去りてきらめく柿若葉 阿部文子
・飽食や天麩羅種の柿若葉 松本文一郎
・幼な児の声ほれぼれと柿若葉 島津亮
・瑠璃色の水を零せり柿若葉 真鍋つとむ
・梵妻の声初々し柿若葉 山本漾子
名古屋周辺は、昨日は雨が降り続いた。
今日の夜半は、風も強く暴風雨だったようだ。
雨がようやく終わり、昼前から雲が切れ、陽の光がすべてのものを明るく照らし始めた。
通りに面した家の庭に植えられている柿の木がある。
強い風雨のあと、柿の若葉は輝きと艶を一層増していた。
若葉の動画を探していると、季語の方面の動画は見つからず。実利的な方面の柿の若葉の動画が目についた。
柿の若葉は目にも美しいが、それだけでは終わらない有用性を持っているそうだ。
柿は実だけでなく葉っぱも有効活用できる!
柿の葉には抗菌作用や防腐効果があり、柿の葉寿司が作られるのはよく知られている。
柿の葉は、抗菌だけではなく、栄養素も多いので飲用・食用にも使われている。
柿の葉を乾燥させ作る茶のビタミンCは、熱に強い「プロビタミンC」だそうで、緑茶の30倍、レモンの約20倍も含んでいる。
また、土佐では柿の葉を天ぷらにして食べるそうだ。
ビタミンCは、美肌・美白効果がある。
また、ポリフェノールなどの成分を含み、便秘解消効果・風邪予防・貧血改善・高血圧予防・血圧調整・糖尿病の予防・
アンチエイジング・二日酔い回復など多くの効果を持っている。
植える場所があれば、柿の木を1本植えれば、家内の美容・健康が保たれる勢いだ。
山本の句。
「梵妻」が解らなかった。
調べてみると、
『梵妻(だいこく)
僧侶(そうりょ)の隠し妻をいう。ぼんさいとも読み、また大黒とも書く。大黒は厨房(ちゅうぼう)に祀(まつ)られる神であることから、寺院の飯炊き女をさした。転じて、かつて正式に妻帯を認められない寺院において、世をはばかって、飯炊き女と偽って隠しもった妻をさす。また妻帯を許している宗旨では、寺の女房を大黒ともいった。
[稲垣史生]
』(日本大百科全書(ニッポニカ)より転載)
それは判ったとして、今度は句の状況が判らない。
山本氏が自身が「梵妻」なのだろうか。
菩提寺の若奥さんなのだろうか。
単なる知り合い、お友達なのだろうか。
...
難しい句だ。
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最終更新日 : 2022-05-14