2022/05/12 (木) 旧暦: 4月12日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
日出: 4時38分 日没: 18時36分 月出: 14時15分 月没: 2時22分 月齢:
11.27 潮汐: 若潮 干支: 乙丑 六曜: 先負 九星: 五黄土星
今日のあれこれ: 夏みかん
「甘夏みかんの収穫がピーク ほどよい酸味で美味 三重・尾鷲市」
https://youtu.be/xyjRJx00B9s
『夏蜜柑(なつみかん) 初夏
【子季語】
サマーオレンジ、夏柑
【解説】
江戸時代中期に山口県に漂着した果実の種子が夏みかんの起源。 明治時代に全国に普及。別名「夏柑」、「夏橙」、明治末から次第に「夏蜜柑」と呼ばれるようになる。五月、白い五弁花が咲き、晩秋にだいだい色の実がなる。そのまま採らずに翌年の初夏までおくと、樹上で熟し酸味が抜けて食べやすくなる。
【科学的見解】
ナツミカンは、ミカン科の常緑小高木で、別名としてナツダイダイとも呼ばれることがある。若枝は扁平で稜角があり、葉腋からトゲが出る。柑橘類は、芳香のある花を付けるが、本種はそれに加えて酸味が強いところが特徴である。生食でもよいが、一般的には外皮の部分をジャムや砂糖漬けに加工して食されている。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)
夏蜜柑の俳句:
・雲ひとつゆきて日向に夏蜜柑 藤井美晴
・安房の宿夏蜜柑風呂にもてなされ 小林共代
・遠山や夏蜜柑の木ざわざわと 古林阿也子
・夏みかん爪立てられて匂ひけり 西村和子
・遺言の真ん中にある夏蜜柑 久保純夫
夏蜜柑は、昔は酸っぱかった。
だから、苦手だった。
夏蜜柑を思い出すだけで、酸っぱさで身体が震えだすほどだった。
今では、熟成方法が考えられたり、甘夏のような品種も登場し、ストレートパンチの様な酸っぱさは無くなったから、食べることが出来る。
最後の句。
ちょっと理解が難しい。
ただ、ははんと考えついた。
身近な人で、自分が死んだら冥土の土産にみかん(これは温州みかんが中心だが柑橘類なら何でも良いそうだ)を棺桶に入れて欲しいと広言している人がいる。
「真ん中」とは棺桶のことに違いない。
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最終更新日 : 2022-05-12