2022/05/09 (月) 旧暦: 4月9日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
上弦 日出: 4時41分 日没: 18時33分 月出: 11時08分 月没: 0時52分 月齢:
8.27 潮汐: 小潮 干支: 壬戌 六曜: 赤口 九星: 二黒土星
今日のあれこれ: 苺
「もうすぐゴールデンウィーク イチゴ農場では客足に期待 秋田・羽後町 (2022/04/26 19:22)」
https://youtu.be/Hz5vSd3Erqg
『苺(いちご) 初夏
【子季語】
覆盆子(いちご)、苺摘、苺畑
【関連季語】
苺の花
【解説】
赤く柔らかな苺は本来初夏のもの。今ではハウスで年中、栽培されるが、露地ものは五月から六月にかけて赤く熟す。円錐形の果実の表面には細かい種があって、それがぶつぶつした食感になる。
【来歴】
『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
【文学での言及】
【科学的見解】
苺は、バラ科オランダイチゴ属の多年草で、一般に食用となるのはオランダ苺である。日本には江戸時代の終わりころにオランダから輸入され、明治になって本格的に栽培される。花期は四月から五月。地を這うような葉の間から花茎を伸ばし、白色五弁の小さい花をつける。通常、果実として食べるのは、花托(花柄の先端部分)が肥大した部分である。日本には、在来のオランダイチゴ属の植物として、シロバナノヘビイチゴやエゾノクサイチゴ、ノウゴウイチゴなどが存在し、苺同様の果実を形成するが、オランダ苺と比べると小さい。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)
苺の俳句:
・空ひろく晴れたり苺地に熟す 大野林火
・出羽の国朝のつめたき苺喰ふ 細見綾子
・熟れそめし葉蔭の苺玉のごと 杉田久女
・月の出に百紅らむか苺畑 石川桂郎
・珠のごとき苺頒つや母と子の 鈴木真砂女
苺の例句を読むと、苺と言ってもイメージは一様ではない。
木苺、蛇苺など山野に自生する苺の句も多い。
一般的には、お店で売られている温室栽培の果物の苺だろう。
最近は、店頭に並ぶ苺も新しく開発され立派な名前がつけられていて、昔のように同じイメージではない。
最近は苺が大きくなっている。
苺を大きくする技術や新しい品種がそれを可能にしているようだ。
これが苺とびっくりするような苺がある。一粒が小さな蜜柑くらいの大きさがある。
苺は見ていて美しい。色、艶、肌などが語りかけてくる。
食べてしまうのが惜しいような気がするが、エイヤッと食べてしまう。
昔のような季節感は乏しくなっているが、店頭の苺や苺狩には季節感は感じられる。
久しぶりに、苺狩に行ってみようか...
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最終更新日 : 2022-05-09