2022/04/25 (月) 旧暦: 3月25日 祝日・節気・雑節・ 朔望: 日出: 4時56分 日没: 18時22分 月出: 2時09分 月没: 12時34分 月齢: 23.86 潮汐: 長潮 干支: 戊申 六曜: 先負 九星: 六白金星
今日のあれこれ: 躑躅
(今日、躑躅は葉を覆い尽くして咲いている。)
『躑躅(つつじ) 晩春
子季語: 山躑躅、羊躑躅、米躑躅、雲仙躑躅、霧島躑躅、蓮華躑躅、琉球躑躅、アザレア、ねばつつじ、曙躑躅、三葉躑躅、八塩躑躅、大紫、岩躑躅、五葉躑躅、
関連季語: 杜鵑花
解説: 晩春から初夏にかけて、色とりどりの花を咲かす。赤いつつじは火のように群れ咲き、白いつつじは雪のように群れ咲く。桜が散ったあとに、公園や街路を彩る花である。夏の季語である「さつき」は、つつじの一種で「さつきつつじ」のこと。開花は五月中旬以降になる。葉より花が先に咲くのがつつじで、葉が出てから花が咲くのがさつきである。
来歴: 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
文学での言及:
竜田川いはねのつつじ影みえてなほ水くくる春のくれなゐ 藤原定家『新続古今集』
思ひ出づるときはの山の岩つつじ言はねばこそあれ恋しきものを よみ人しらず『古今集』
実証的見解: ツツジ科ツツジ属の常緑あるいは落葉低木。蓮華躑躅や山躑躅など、日本では四十三種類が山地などに自生している。また、観賞用も多く、庭や公園、街路などにも植えられる。花は合弁花冠で、晩春に開花する。紅、白、黄色、紫、ピンクなどさまざまな色の種類がある。』
(季語と歳時記)
躑躅の俳句:
・湖を象り燃ゆる山躑躅 堀北久子
・雲の上までもつつじの野となりぬ 阿波野青畝
・岩走る水のうすぎぬ岩つつじ 山田弘子
・紅つつじ花満ちて葉はかくれけり 日野草城
・つつじ燃ゆ海の夕日の惜しみなく 枡田国市
昨日は、雲と雨の一日だった。
一転し、今日は晴れ。
名古屋は気温27.5度までだったが、大分県日田では 31.5度を記録し、沖縄より暑くなった。
普段は涼しい、岐阜県高山は29.6度まで上がり、名古屋より暑くなった。
夏のような気温になれば、花は一斉に咲き始める。
昼休み、外に出ると、道路沿いの植え込みの躑躅が満開だった。
赤い花と白い花が交互に咲き乱れ、春を謳歌している。
ポケットからスマホを取り出し、白い方の躑躅の花を撮ることにした。
日野の詠むように、躑躅の花は葉を押し除けて咲き誇る。
丸でこの木は葉も枝もなく、花ばかりの様に。
花に顔を近づけて、視野一杯の躑躅の花にしていると小さいが蜂のような虫が飛んできた。彼氏も、この花、隣の花、そのまた上の花と、花に酔っている様にフラフラとよろめいている。
輝くような色が充満した花の中は、目眩がするほど美しく、危険だ。
明日はまた雨という。
咲くのなら今日。
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最終更新日 : 2022-04-25