2022/02/16 日記 野焼き - 菜花亭日乗
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2022-02-16 (Wed)  20:49

2022/02/16 日記 野焼き

2022/02/16 () 旧暦: 116日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 627分 日没:  1723分 月出:  1651分 月没:  623分 月齢:  14.88 潮汐:  大潮 干支:  庚子 六曜:  仏滅 九星:  一白水星


今日のあれこれ: 野焼き

「菅生沼の野焼き(2022/1/23)」

https://youtu.be/eBFy4wu-xNU



『野焼く(のやく) 初春

子季語: 野焼、堤焼く、野火、草焼く
解説: 春先に野原の枯草を焼くこと。草萌えをよくし害虫を駆除するため、山、畑、野、畦、芝などを焼く。その灰は肥料となる。
来歴: 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
文学での言及: 
 おもしろき野をばな焼きそ古草に新草まじり生ひは生ふるがに 東歌『万葉集』

 春日野は今日はな焼きそ若草のつまもこもれり我もこもれり よみ人しらず『古今集』
 』
(季語と歳時記)



野焼の俳句:


・阿蘇野焼き待ちに俟つたる今朝の晴   松崎佐


・乾坤へ野焼の敬や触れ太鼓   田中とし江


・火が風を風が火を呼ぶ野焼かな   河野美奇


・焔迫れば草薙ぐ鎌よ野焼守  杉田久女


・胸中に別の火が立つ野焼かな   小澤克己




外国では大規模な山火事が起き、人家の消失、犠牲者も出るなど火は消すどころか、消えるのを待つしか無いようなニュースが良く流れる。

日本では、そうした自然の火事は少ない様に思われる。
野焼き、山焼きが昔から行われ、火の管理に経験を積んでいるからだろうか。

野焼きは枯れた草木を焼くので、燃える速度が速いそうだ。
着火するとアッという間に火が広がるそうだ。
風の向き強さなど十分に検討して火を付ける必要がある。

日常生活では火が遠くなっている。
料理も薪や炭を使った日は遠くなり、ガスコンロの火もIHクッキングヒーターに置き換わろうとしている今、火は縁なきものになりつつある。

しかし、祈祷の火や放火魔の火は無くなってはない。
燃え上がる自然の火は恐ろしい。
鳥たちは逃げて飛びたつ。
虫は焼け死ぬしか無い。
人は、燃え上がる火が、心のなかに何かの火を燃え上がらせることを承知している。

小澤の句は、その消息を詠んでいる。





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最終更新日 : 2022-02-16

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