2022/01/16 日記 雪女郎 - 菜花亭日乗
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2022-01-16 (Sun)  18:03

2022/01/16 日記 雪女郎

2022/01/16 () 旧暦: 1214日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  藪入り 日出: 649分 日没:  1651分 月出:  1508分 月没:  529分 月齢:  13.35 潮汐:  中潮 干支:  己巳 六曜:  先勝 九星:  六白金星


今日のあれこれ: 雪女郎

「【地吹雪】2022112日(水)南陽市のとある風景」

https://youtu.be/5R7GhZ7Ib3A



『雪女郎: 雪女、雪坊主、雪の精

  晩冬

雪国の伝説にある雪女、雪の精のこと。
幾月も雪にとざされる豪雪地方では、迫りくる闇、吹雪の夜の風の音など、いろいろな自然現象がときに幻想となって現れたりする。
 雪夜に人を惑わすというその美しさ、恐ろしさが今も語り継がれている。』
(季語と歳時記)



雪女郎の俳句:


・炉話に招きてみたし雪女  伊東宏晃


・夜雪積む雪女郎こそ恐ろしや  小林康治


・風生れてすかさず乗りし雪女郎  深堀幸女


・立ちどまるたびに近づき雪女郎  京極杞陽


・名告りても名告りても闇雪女郎  藤田湘子


・鮟鱇のごとき口もつ雪女郎   佐藤喜仙


・笄は白骨作り雪女  鈴木真砂女




今日は、トンガ発の津波に驚かされたが、雪は小康状態だった。
 しかし、明日からはまた冬が強まり、雪も降るそうだ。

また、雪女郎がお出ましになることだろう。

伊東は、囲炉裏の辺りに来てもらって、冬の夜話をしてみたいと暢気なことを言っているが、それは雪女を知らぬ者の戯言だ。

小林の言うように、雪女郎は、夜の闇や昼なら一寸先は見えない猛吹雪の中、風は強くすべてのものを吹き飛ばしてしまうような時に、見えないところから浮かび上がるように登場する恐ろしいものなのだ。

温温とした炉辺に光を浴びて歩んでくるような女ではない。

新年に入り、北海道、東北を襲った大雪。
5
人の人が命を落とした。
死人に口無しだから、証言は得られないが、何人かは雪女郎に遭っているかも知れない。

札幌と新潟に暮らしたことがある。
雪と言っても牡丹雪のようなものは、雪見、スキー、雪だるまで楽しい雪だ。
 しかし、地吹雪となると状況は一変する。猛烈な風と雪は視界を失わせる、この世は見えなくなる、高速道路を走っていれば、前の車のテールランプが目印になるが、前に車がいなければ、方向を失う、ハンドルは切れない、停まれば追突される。どうしたら良いのか、途方に暮れる。
 そんな時、雪女郎が登場するのだ。それは恐ろしいのだ。

ものも言わずに近づいてくる、声をかけても、応えず近づいてくる。 白い衣に紅い唇、美しいが凄絶だ。
 これは誰だと思うと、恐怖感が覆いかぶさってくる。

そんな時を経験した、佐藤は雪女郎の口は鮟鱇のようだと証言する。

鈴木真砂女も証言している。
笄(こうがい:髪を結う道具)は、昔から鶴の脛の骨が最高級とされ、一般的には竹や鯨のひげや鼈甲などが使われるそうだ。
 しかし、雪女の笄、恐ろしい事に、人の白骨で出来ているそうだ。


今年の冬は、まだ始まったばかりだ。
週明けには、寒波が来るという。
風と雪が襲ってくる闇夜は勿論のこと、昼でも先が見えない時は、この世ではない。
そのような時は、外には出ず、家の中で静かに温かくしていることだ。





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最終更新日 : 2022-01-16

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