2021/04/24 日記 若鮎 - 菜花亭日乗
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2021-04-24 (Sat)  21:11

2021/04/24 日記 若鮎

2021/04/24 ()  旧暦: 313日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 457分  日没: 1821分  月出: 1458分  月没: 319分  月齢: 12.02  潮汐: 中潮  干支: 壬寅  六曜: 先負  九星: 九紫火星 


今日のあれこれ: 若鮎

2021年・4/9有田川・アユの天然遡上-3


https://youtu.be/-eyMKxbDD9c



『若鮎(わかあゆ)  晩春

【子季語】
 小鮎、鮎の子、稚鮎、上り鮎

【関連季語】
 鮎、落鮎

【解説】
 海で育った鮎は二、三月頃から群れを成して川を遡る。これが若鮎である。体長四~六センチくらい。琵琶湖で生まれた子鮎を捕らえしばらく育ててから各地の川へ放流するのを放ち鮎という。

【来歴】
 『俳諧初学抄』(寛永18年、1641年)に所出。

【実証的見解】
 鮎はアユ科の魚。川の下流域で孵化した稚魚はいったん海に入りプランクトンなどを食べて成長する。五センチくらいに成長した鮎は川に戻り、三月から五月ころにかけて遡上を始める。川の上流から中流域にたどり着いた幼魚は櫛形に変形した歯で、岩などに付着したケイソウ類を主食とする。
 一段と大きくなった鮎は縄張りを作るようになり、縄張りに入ってくる別の鮎に攻撃を仕掛ける。この性質を利用した釣が「友釣り」である。
 秋になると鮎は、体が橙と黒の婚姻色に変化し、産卵のため下流へ落ち始める。このころの鮎は「錆鮎、落鮎」と呼ばれる。産卵した鮎は、体力を消耗して多くは死んでしまう。それゆえ鮎は、年魚ともいわれる。』
(季語と歳時記)



若鮎の俳句:


・若鮎や美濃も奥なる長良川   鈴木鳳来


・若鮎の躍る魚梯の瀬音かな   渡部節郎


・若鮎や清姫の淵るり色に   小林洋子


・若鮎を弾き出だせし一流れ   田中春生


・若鮎や浮世の中をいそぎ行く   正岡子規




子規の眼は生き急ぐ若鮎を見ている。
急がなければならない自分の境遇に重ね合わせていたのだろう。

鮎の一生は兎に角忙しい。
春の日の爛漫を生きるなど無縁のことだ。
昨日も、今日も、明日も急流を駆け上る毎日だ。

それが定めなのだから。

今日も、若鮎たちは休むこと無く流れを上り続けたに違いない。





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最終更新日 : 2021-04-24

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