2021/02/21 (日) 旧暦: 1月10日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 6時21分 日没: 17時28分 月出: 11時31分 月没: 1時25分 月齢: 9.33 潮汐: 小潮 干支: 庚子 六曜: 仏滅 九星: 一白水星
今日のあれこれ: 梅一輪
『
「梅一輪一輪ほどの暖かさ」
出典庭の巻 俳諧・嵐雪(らんせつ)
[訳] 寒中に梅が一輪咲いた。春が近づいてきたのだろうか。梅の花の色や香りにかすかな暖かみが感じられるようだ。
鑑賞「寒梅」と前書きがある。一輪の梅に春の近いことを感じた句。季語は「寒梅」で、季は冬。』
(学研全訳古語辞典)
梅一輪の俳句:
・さきがけし梅一輪に日の厚し 澤村昭代
・つぼみ満ち梅いちりんの咲く木あり 阿部ひろし
・一輪が一輪さそひ梅開く 大山妙子
・一輪の色をほどきて梅匂ふ 稲畑汀子
・一輪といえども梅の香りかな 中野哲子
今朝、10時前庭の梅を見上げると蕾が膨らみを増していた。
よく見ると下の方の枝に梅の花が一輪開いていた。
用を足しに外出し、午後2時過ぎ家に戻ると、梅の花は一輪ではなく、十輪ほども咲いていた。
今日は気温が上がり、4月の気温になった。
一飛びに春がきたので、梅の花たちも我を忘れて花を競ったのだろう。
梅の種類や場所・環境によって花咲く時期は異なるが、梅の名所は2月下旬から3月上旬が見頃だろう。
今年の梅は来年見ることは出来ない、今年の梅は今年見なければ。
密を避けえる工夫は完全にして、観梅に出かけようと思う。
・現し世のコロナ禍のあさ梅一輪 笑山
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最終更新日 : 2021-02-21