2021/02/16
(火) 旧暦: 1月5日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 6時26分 日没: 17時23分
月出: 8時58分 月没: 21時37分 月齢: 4.33 潮汐:
中潮 干支: 乙未 六曜: 大安 九星: 五黄土星
今日のあれこれ: 冬ざれ
「突然上空にカラスの大群が、、、」
https://youtu.be/QLwv1sXuAtw
『冬ざれ: 冬され、冬ざるる
三冬
冬になり草木が枯れると共に海、山など見渡す限りの景色が荒れ果てた感じをいう。
「冬されば」の誤用で「冬され」ともいう。』
(季語と歳時記)
冬ざれの俳句:
・竹生島より望む伊吹山や冬ざるる 池田加寿子
・海峡の駅の昼の灯冬ざるる 栗田武三
・漁できぬいわき七浜冬ざるる 森高武
・供華なければただ冬ざれの石一つ 内山芳子
・冬ざるる苑や鴉声のほしいまま 森清堯
春に向かう潮目が変わり、冬に戻る潮目になった。
気象学では日本海に爆弾低気圧があり、それに向かって大陸から寒波が吹き寄せる。
北海道は、数年に一度の地吹雪がやって来る。外に出ないように警報が出されている。
名古屋も、風が強くなり、風は冷たくなった。
陽射しのある場所は良いが、ビルの影に入ると風が一層冷たくなる。
日が暮れて、街が薄暗くなるともうるを想わせるものは消え去って、街は冬ざれるばかりだ。
東日本大震災から10年、復興の再出発した人に、13日の夜再び地震が襲った。
幸い人命の面では被害は無いようだが、停電・断水・避難生活・建物の被害など経済的被害は大きい。
被災地にも寒波と雪が懸念される。
北の国では冬ざれた光景が目の前に広がるだろう。
確かに世界に不条理は存在する。
河川敷に飛ぶ鴉の群れは、冬ざれた不条理の世界に妙によく似合い、気分を滅入らせる。
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最終更新日 : 2021-02-16