2021/01/23
(土) 旧暦: 12月11日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 6時46分 日没: 16時59分 月出: 12時22分
月没: 1時41分 月齢: 9.92 潮汐: 長潮 干支: 辛未 六曜: 仏滅 九星: 八白土星
今日のあれこれ: 寒行
「天童妙法寺寒行」
https://youtu.be/Hr8W8B5tX80
『【寒行】(かんぎょう)
寒中に、寒苦に耐えて行う修行。寒念仏・寒参り・寒垢離(かんごり)など。《季
冬》』
(デジタル大辞泉)
寒行の俳句:
・寒行の太鼓近づく町家筋 伊庭玲子
・寒行のをうをうと声掛け合へり 小山梧雨
・寒行の辻曲りゆく鉦の音 田中臥石
今年の雪国の冬は厳しい。
ドカ雪で雪下ろしや除雪が大変だ。
その厳しさの中、天童市の妙法寺の寒行は、例年通り行われ、その様子がyoutubeに登録されていた。
コロナ対策で、様々な社会活動が制約を受ける中、寒行を実施するのは大変だと思うが、寒行を行う気迫の中ではコロナも感染力を失うのかも知れない。
街の中を、団扇太鼓を叩いて歩く伝統行事なので、その土地に生まれ育った人の心のなかには染み込んでいるものだ。
大都市なら太鼓の音がうるさいと野暮な苦情もでるものだが、天童市はまだそうなっていない。良い土地だ。
新潟に住んでいた頃、鶴岡、山形にはよくでかけたが、天童市にはぶどう狩りに行ったことがあるだけだ。自然豊かで、恵まれた環境を感じた。芭蕉の句で有名な立石寺も近いところだ。
1月下旬、厳冬の鶴岡周辺では、旬の寒鱈を鍋にしていただく習慣がある。
「どんがら汁」と言う名前の鍋は、皮ごとぶつ切りにした鱈の頭、内臓、骨などすべてを味噌仕立ての鍋にする。
厳しい冬でも、それを乗り切る知恵と工夫が雪国にはある。
『庄内観光物産館「寒鱈まつり」』
https://youtu.be/CEWRErU0eYs
今年の「寒鱈まつり」は無事開催されるのだろうか。
秋には芋煮があり、冬にはどんがら汁がある。
山形は良いところだ。
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最終更新日 : 2021-01-23