空港検疫で、英国、南ア、ブラジルからの入国者に変異株が検出された。
一方、アメリカで変異株が検出されたとの情報がある。
空港検疫ではなく、日本国内の感染者のウイルス株は検査されているのだろうか?
緊急事態宣言の出された地域では、昨年12月感染者数が急激に増加し、今まで出ていなかった地域でも出始めた。
感染爆発のような急激な感染者数の増大と、全国的な広がりを見て、日本国内でも変異株が流行しているのではないかと危惧した。
空港検疫は行われているが、国内の激増している地域のウイルスが変異株かどうかの分析は行われているのだろうかと疑問を持った。ネットで調べてみたが、その様な研究が行われているかどうか確認ができなかった。
すると、今日のニュースで事例が報道された。
静岡の感染者が、イギリス渡航の経験が無いにもかかわらず、英国の変異株に感染していることが判明した。
矢張り、そうかと思った。
変異株の水際対策が出来ていなかった可能性がある。
各県の大学病院、研究所等でウイルスの分析が可能であれば、直近の感染者のウイルスを全国的に分析する必要がある。
感染力が強い変異株が流行しているのであれば、感染防止対策も再検討し、封じ込めを可能にする徹底した封じ込めを行うべきだ。
『英国滞在歴ない静岡県の男女3人が英変異株に感染 ウイルス、既に国内流入
毎日新聞2021年1月18日 19時51分(最終更新 1月18日 20時24分)
厚生労働省は18日、静岡県内在住の20~60代の男女3人が英国で見つかった新型コロナウイルスの変異株に感染していたと発表した。3人には英国の滞在歴がなかった。海外の滞在歴がある人との接点もなく、市中感染したとみられるケースは国内で初めて。国立感染症研究所がウイルスのゲノム情報を解析し、判明した。
厚労省によると、静岡県で感染が確認されたのは20代と40代の女性2人と、60代の男性。20代の女性は今月上旬に発症した。40代の女性は20代女性の濃厚接触者で、数日後に発症した。いずれも不特定多数との接触はなく、自宅療養中。60代の男性は今月上旬に発症し、自宅で療養している。
また、厚労省は昨年12月31日に英国から帰国した東京都在住の20代男性が変異株に感染していたと発表した。今月2日に発症し、7日に都内の医療機関に入院。不特定多数との接触はないという。
英国で確認された変異株は、従来のウイルスに比べて感染力が最大で7割増していると推定される。一方、重症化率や致死率が上昇したり、ワクチンが効かなくなったりする根拠は見つかっていない。【金秀蓮】
』(毎日新聞)
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最終更新日 : 2021-01-18