2020/12/20 第364回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い(その3) - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

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2020-12-20 (Sun)  22:57

2020/12/20 第364回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い(その3)


いつもそうだが、お酒の利き比べと料理が同時並行で進行するので、忙しい。
 お酒の印象を書きながら、料理をいただき、相性を考えながらお酒を利き比べる、終わらないうちに次のお酒、料理が登場すると、嬉しい悲鳴になる。


【今日の料理】
(お品書きがないので、料理の名前は勝手に書いたもの。)

・あん肝と菜の花の柚子ジュレ掛け
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菜の花はサクサクとした食感で歯切れがよい。ジュレは柚子の香りと出汁の旨味が立つ。あん肝はホロホロとした食感で、ジュレの香りと旨味で魚の内臓を感じる臭いはなく、旨味だけが感じられる。上品なあん肝料理と感じた。


・鰆の炙りのお造り
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カウンターの上でバーナーで皮の部分だけを炙ってから、すぐ切って提供された。
口に入れると、たっぷりとした食感。脂が適度に乗っている、寒鰤ほどくどくはないが、もっちりとした食感を噛む内に鰆の旨味が口の中に広がる、魚の生臭さはなく、肉を食べているような感じもある。脂のトロリ感と肉のもっちり感の合体が食べ応えを生んでいる。

昔、この酒の会でお世話になった、今はなき「小料理 ざっぶん」で登場した、鰆の刺身を懐かしく思い出してしまった。
鰆は文字の通り春が旬と言われるが、実は秋以降のほうが脂が乗って美味しいのだ。鰆の刺身が美味しいことを初めて知ったのは、その時だ。


・お椀 シズと百合根の蒸し物、大根の合わせ 人参・ほうれん草・柚子の薬味添え
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左は大根、右は薬味の柚子、桂剥きの大根と人参。その舌の緑はほうれん草だろう。
その下の丸いのがシズと百合根の蒸し物。

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丸いシズと百合根を割ると中にふわふわとした卵白のような食感のものが見える。周りは魚のシズと百合根のザラリとした食感だが、その中はふんわりとトロトロの食感で、食感の変化を面白く楽しむことができる。

大根は中は大根の甘みを感じるが外側は出汁の旨味を感じる。
 出汁は穏やかで上品な旨味で、出汁自体が酒の肴になる。
椀は出汁もすべて味わえるからありがたい。


・メヒカリの甘酢南蛮 セロリ添え
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通称メヒカリ(目光)は正式にはアオメエソと言う名前だそうだ。水深200m以上の深いところにいる魚で白身だが脂が乗っている。

薄い衣で唐揚げにしてあり、じっくり揚げてあるので頭からすべて食べる事ができる。
 作り置きでないので、外側はカリッとした食感、噛むと白身の食感と旨味が口の中に広がる。魚臭さは全く感じない。
メヒカリの旨味だけを取り出している。見かけとは違い上品な味わいだ。


・鴨のローストと大根柚子味噌掛け、舞茸と里芋の唐揚げ
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鴨のローストは、市販されているものとは違い柔らかで肉汁たっぷり。噛むと鴨らしい旨味と癖が口の中に広がる、鴨はいつもは食べない人が、これは美味しいと話していた。

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鴨のローストの下は、大根の柚子味噌掛け。
柔らかく煮てある大根を味噌の旨味と香りが包み込む。

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舞茸と里芋は揚げてある。
舞茸は甘さを感じる垂れが掛けてあり、シャキシャキとした食感と舞茸の香り。

里芋は、表面はカリッとして、中はもっちりとしている。
一度煮て里芋の粘りが出た状態のものを揚げてあるのだろう。表面と中の食感の差が楽しい。


・連子鯛と摺り蓮根の蒸し物の合わせ
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摺った蓮根の滑らかな舌触り、連子鯛の柔らかな白身のさっぱりとした食感が穏やかで、品の良い味わいを感じさせる。
味とは別に食感の違いが楽しめる。


・春菊の炊き込みご飯とほうれん草の味噌汁
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ご飯はモチモチで口に入れると春菊の香りと薄いおこげの香りとが合体して、良い感じだ。春菊は炊きあがりに合わせて混ぜたものらしく、程良い春菊の食感が残っている。
 お米の仄かな甘味と出汁の旨味とお米のモチモチ食感と春菊の柔らかいが葉の食感と春菊の香りとが一緒になって美味しい。
 シンプルだが、美味しい。真似して自分で挑戦してみようと思った。

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糀味噌とほうれん草の味噌汁。ほうれん草は柔らかめ、味噌汁は豆味噌とは違って、さっぱりとしてお澄ましのような飲み口だった。


・ミルクプリン マンゴーソース載せ
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甘いマンゴーの香り。甘く滑らかなプリンの舌触り。
喉を通ると、ミルキーな余韻が漂う。
一匙毎にこれが繰り返される。


【料理の感想】

流石、楮グループの「minoてつめい」の料理は、楽しむことが出来た。
 鮪、鯛、鰤などよく登場する素材ではなく、個性的だが実は美味しい魚を技で楽しませてもらえた。
 味わいは勿論だが、焼く・炊く・揚げるの調理法を工夫し、素材の持つ食感を残す仕事の丁寧さを感じた。

此処は貸し切りができるので、他の客に影響を与えることも、影響されることもなく、宴が楽しめるので宴の会場としては最適だ。
 また、この店での宴が開催される機会を待ちたい。


【大抽選会】

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月の年忘れを兼ねたこの会は、毎回陶芸家M氏のご厚意で、同氏の作による盃をはじめ酒蔵グッズ他が当たる大抽選会が開催される。
 今回は、コロナの関係で出席を自重されたが、抽選会用の盃は提供されたとのことだった。

抽選の結果、情趣ある鼠志野のぐい呑が当たった。
M
氏の作品かもしれない。

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大抽選会も終わり、時計は15時、宴の終わる時が来た。


日曜日のこの会は終わってもまだ明るい。
例年なら、これから2次会、カラオケなどそれぞれ分かれて行くのだが、今年はコロナのため自粛が要請されている、皆さんその儘帰られたようだ。

岐阜駅に向かう途中に、幸先参りには少し早いが、金神社にお参りすることにした。

幹線道路を横断し、神社に近づくと楽団の楽器の音がした。
ライブでもやっているのだろうか。

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手水舎に行くと、今時の様になっていた。
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水盤には水が張られていない。龍神様の浄水は青竹に流されている。手を洗い、口をすすぎ、身を清めるものだから、今時は、この方法が理に適っている。

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お賽銭の後、二礼二拍一礼。
今日の感謝と祈念は一つ、コロナウイルス退散。

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今日は、本当に佳い日だった。






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最終更新日 : 2021-01-06

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