2020/11/23 (月) 旧暦: 10月9日
祝日・節気・雑節・朔望: 勤労感謝の日
日出: 6時24分 日没:
16時30分 月出: 13時09分 月没: ---- 月齢: 7.91 潮汐: 小潮 干支: 庚午 六曜: 赤口
今日のあれこれ: 新嘗祭
「伊勢神宮 新嘗祭」
https://youtu.be/H_svmSUudzU
『新嘗祭: 大嘗祭、大嘗会
初冬
嘗ては陰暦十一月の中の卯の日、近時は十一月二十三日に行われ、一九四七年まではこの呼称の祝日であった。
天皇がその年の新穀(栗と稲)を神に捧げ、親しくこれを食す儀式。即位後初めての場合は大嘗祭(だいじょうさい)となる。』
(季語と歳時記)
新嘗祭の俳句:
・灯れる新嘗祭の二重橋 京極杞陽
・新嘗祭知らず勤労感謝の日 片岡良子
三連休最後の日の今日は勤労感謝の日。
戦前は新嘗祭であったが祝日には変わりはない。
新嘗祭は、皇室行事だけではなく、神社でも行われているので、一般的に考えられるより、実体を伴なっている。
伊勢神宮では、今年も例年通り開催される事になっている。
『 令和2年10月20日
新嘗祭(にいなめさい)祭典
11月23日(月・祝)
■豊受大神宮(外宮)
大御饌(おおみけ) 午前4時 奉幣(ほうへい) 午前7時
■皇大神宮(内宮)
大御饌 午前11時 奉幣 午後2時
宮中の神嘉殿しんかでんにおいて、新嘗祭が執り行われるに際し、勅使を御差遣になり幣帛を奉られます。
神宮では天照大御神をはじめとする神々に神饌をお供えする大御饌の儀が行われ、続いて勅使が天皇陛下の幣帛を奉る奉幣の儀が行われます。
新嘗祭は両正宮に引き続き11月29日まで、すべての宮社で執り行われます。』
(伊勢神宮公式サイト)
天皇と新嘗祭との関係は神道の範囲内の問題であり、理解できるが、天皇と宗教の関係は難しい。
特に仏教との関係は長い歴史があり、解りにくい。
神仏習合ということは千年の歴史を持つそうで、神道だけの天皇の歴史より遥かに長い。
日本人のものの感じ方や考え方には、神仏両用のものがあり、どちらか一方では成り立たないように感じる。
新嘗祭がコロナ禍にも関わらず開催されたことは喜ばしいことだが、個人的に残念だったのは、例年開催される酒蔵三千盛の秋の感謝祭が中止になってしまったことだ。
例年であれば、銘酒三千盛と美味しい肴で楽しい時を過ごすのだが、今年はできなかった。
コロナ第3波の今、やむを得ないことだが、残念だった。
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最終更新日 : 2020-11-23