2020/11/13  日記  鉢叩 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

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2020-11-13 (Fri)  20:15

2020/11/13  日記  鉢叩

2020/11/13 () 旧暦:  928日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  614分 日没:  1635分 月出:  326分 月没:  1527分 月齢:  27.31 潮汐:  中潮 干支:  庚申 六曜: 赤口


今日のあれこれ: 鉢叩

「空也堂歓喜踊躍念仏」


https://youtu.be/YDrlogcmXDo



『鉢叩(はちたたき) 仲冬

【子季語】
 空也念仏、空也和讃
【解説】
 十一月十三日の空也忌から大晦日までの四十八日間、空也堂の僧が洛中洛外を巡り歩いた空也念仏のこと。瓢、鉢、鉦を叩き鳴らし、和讃や念仏を唱えた。』
(季語と歳時記)



鉢叩の俳句:


・子を寝せて出て行く闇や鉢叩き  与謝蕪村


・叡山の夜風衣に鉢叩  杉阪大和


・京にきて京の辻なり鉢叩  星野麥丘人




空也上人と言う人については、学校の歴史の時間で説明を受けた程のことしか知らない。

一方、空也上人所縁の六波羅蜜寺では、今でも毎年鉢叩きと称する踊り念仏が行われている。

空也上人は平安中期の人で、詳しいことはよく分っていない様だ。
 生年と没年はWikiでは、以下のように書かれている。
 旧暦: 延喜3 - 天禄3911
 新暦: 903 - 9721020

季語の空也忌は、
『空也忌(くうやき): 空也堂踊念仏、焼香念仏
 初冬

陰暦の十一月十三日。踊念仏の開祖空也上人の忌日。諸国を遍歴して庶民に念仏を勧めた。
「寺を出る日を命日とせよ」と遺言したため、寺を出たこの日を命日とした。当日京都の空也堂では念仏踊りが行われる。』
(季語と歳時記)

11
13日は実際の死亡日ではないのが正しいようだ。
踊り念仏自体も、空也上人本人が行っていたのかは、証拠は無いそうだ。

今年も、12月13日から除夜まで、 「空也踊躍念仏厳修」が予定されている。

 
今年の旧暦 1113日は1227日なのだが、新暦採用以来日本のカレンダーは混乱してしまった。

1000
年以上前の僧空也上人の遺徳を讃えて、六波羅蜜寺では踊り念仏が行われ、空也忌も鉢叩きも季語として生きていることは、素晴らしいことだと思う。

空也上人の説いた仏の道「六波羅蜜」の教えは、今も褪せるものではない。

『六波羅蜜とは
六波羅蜜とは、この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための六つの修行をいいます。波羅蜜とは彼岸(悟りの世界)に到ることです。

◆布施
見返りを求めない応分の施しをさせていただく事をいいます。貪欲の気持ちを抑えて、完全な恵みを施すことです。布施行は物質だけではありません。
◆持戒
道徳・法律等は人が作り現在はますます複雑になっています。私たちは高度な常識を持ち、瞬時瞬時に自らを戒める事が肝要です。
◆忍辱
如何なる辱めを受けても、堪え忍ぶことが出来れば苦痛の多い現代社会において、自らが他の存在に生かされていることがわかり、全ての人の心を我が心とする仏様の慈悲に通じることとなります。
◆精進
不断の努力をいいます。我々人の生命は限りがあります。ひとときも無駄にすることなく日々誠心誠意尽くすことです。
◆禅定
冷静に第三者の立場で自分自身を見つめることをいいます。
◆智慧
我々は本来仏様の智慧を頂戴してこの世に生をうけております。しかし、貪りや怒り愚痴によってその大切な智慧を曇らせてしまいがちです。 布施・持戒・忍辱・精進・禅定の修行を実践しどちらにもかたよらない中道を歩み、此の岸から彼に岸へ・・・。』

(六波羅蜜寺サイト
https://www.rokuhara.or.jp/rokuharamitsu/
より転載)


道はいつも開かれている。




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最終更新日 : 2020-11-13

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