2020/10/16 日本酒の会sake nagoya「気になるお酒」(その2) - 菜花亭日乗
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2020-10-16 (Fri)  23:50

2020/10/16 日本酒の会sake nagoya「気になるお酒」(その2)


毎度書くが、sake nagoyaの宴は酒も良いが、料理も楽しみだ。
 定番のものもあれば、意外なものもあり、家庭ではできない料理もあり、大勢だから出来る料理もある。
 酒にも合わせ、参加者に心を込めて作った料理を出していただいている。
 今日も、参加者のどよめきが在った。


【今日の料理】

・揚げ茄子の煮浸し
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とろりとした食感。滑らかな舌触り、次第に旨味と香りが口の中に広がる。出汁は旨味もあり、濃すぎることもなく上品な味わいだ。


・胡瓜の醤油漬け
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カリカリとした食感。塩と醤油の旨味の後、スッキリと口の中をリセットしてくれる。お酒の切り替えに丁度合う。


・揚げ出し豆腐
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揚げ出し豆腐、しめじとえのき茸に薬味葱。
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とろみのある甘酢の垂れが揚げ物のしつこさをスッキリとさせている。


・秋刀魚の姿焼き
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秋刀魚の姿焼きが一人に一皿運ばれてきた。
テーブルでどよめきが起こった。
極端な不漁により、庶民の味から高嶺の花になってしまった秋刀魚が突然登場したのだから無理もない。

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「旬菜処かのう」さんは、作りおきの居酒屋メニューではない。
この秋刀魚は、一尾一尾焼かれて、一人ひとりの眼の前に運ばれる。
これだけでも、美味しく、有り難くいただける。

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表面はカリッと焼かれている。
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が、黒焦げではない。きちんと管理されて焼かれている。
焼き上がりも美しい。
生臭さは当然無い。

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火は中まで通っているが、バサバサではなく肉汁がジューシーである。焼きなれていない家庭では、このようには焼けない。
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いつもは食べないハラワタもすべて美味しく頂いた。ほろ苦さと旨味の混じり合いが判るのは大人になったご褒美だ。

同じテーブルの人達も秋刀魚に出会うことができて喜んでいた。
 秋刀魚のいない秋なんて日本の秋ではない。
日本人は、秋刀魚を食べて秋を実感することが出来る。


・赤味噌おでん
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名古屋人には、この黒光りする味噌おでんがおでんなのだ。
関東煮や関西の透明な出汁のおでんは、おでんには違いないが、心許せるおでんではない。
東京や大阪の人は、この黒光りする赤味噌の艶を見て圧倒され、口の中に運ぶことができない人もいる。
気の毒なことだ。

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カメラをマクロにして撮ると自動露光の関係で、土手味噌が少し赤く写る。実際は、上の写真ぐらいが本当の色だ。
種は蒟蒻と玉子、味噌おでんの王道だ。
味わいのある銘酒の肴にする味噌おでんは、酒の旨さをその儘出してくれる。
名古屋人の本望だ。


・炊き込みご飯と赤だし
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具は、しめじ、人参、鶏肉、竹輪、青菜、蒟蒻。
味付けは薄味でスッキリとして上品。
素材の味を生かしている。
かのうさんは竹輪の使い方が上手だ、焼きそばにも竹輪が入るが、これが違和感なく、美味しい、旨味を加える働きをしている。

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赤だしの具はなめこと葱。
赤味噌の香りとスッキリと切れの良いだし。

・漬物
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大根の粕漬け。
カリカリの食感。甘味と粕の旨味と香り。
残り香がスッキリ感を与える。



【感想】

・コロナ禍の中でのsake nagoyaの宴。
例会も中止になり、お花見も中止になった。
愛知県は東京、大阪に比べれば感染は抑えられているので、今の処、宴会もできるが、GOTOキャンペーンもあり、今後どうなるかわからない。
先月、今月と例会が開催できたのは良かった
日常・通常の大切さは失ってみて、大切さに気づく。
毎月第3金曜日の夜の宴今後も続いて行って欲しい。

今日のお酒・料理は記事に書いた通り、嬉しいものだった。

今宵は、予期せぬ邂逅があった。
二人の人が久し振りに参加して、旧交を温めることが出来、感慨深いものが在った。
「朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや」を実感した。
一人は、十数年ぶり、大手製パンメーカーの社員さんでよく語り楽しい場持ちの良い人だった。突然参加されなくなり、その後上海だか何処かに転勤になった聞いた。
 今回、久し振りにお会いしたが、覚えていてくださり、昔話をしたが、転勤先は香港だったそうだ。

もう一人は、以前同じテーブルでよく利き酒をした人で、今日は隣のテーブルに座っておられ、久し振りだなと思っていたら、宴終了後、声をかけていただいた。
 もう3年振りだそうで、その間の経緯もお伺いした。3年前に大阪に転居され、その後体調を崩され、手術もされたそうだが、今では元気にお酒も楽しまれ、これからはバイクに乗って走り回る予定だそうだ。最後に、拙ブログは今も読んでいますよと言っていただいた。ありがたい話だった。

この会で同じ酒を利いたり、お花見をしたり、蔵見学をしたりした仲間が名古屋を離れる事は多くはないがある。
 昔の仲間は東京、大阪、遠くはアメリカにもいる。
お酒が取り持つ縁も貴いものだ。
  






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最終更新日 : 2020-10-20

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