2020/09/14  日記  今朝の秋 - 菜花亭日乗
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2020-09-14 (Mon)  19:25

2020/09/14  日記  今朝の秋

2020/09/14 () 旧暦:  727日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  522分 日没:  1749分 月出:  113分 月没:  1558分 月齢:  26.01 潮汐:  中潮 干支:  庚申 六曜: 先負


今日のあれこれ: 今朝の秋

「遠軽町 約1000万本のコスモス見ごろ 秋の訪れ【HTBニュース】」


https://youtu.be/sY6Tei94nfI



『今朝の秋

立秋の日の朝。秋立ちそめた朝。今朝から秋めいた感じになったという気持を強調していう語。《季・秋》
※俳諧・犬子集(1633)四「さびしさのおさなそだちか今朝の秋」』
(精選版 日本国語大辞典の解説)



今朝の秋の俳句:


・はりぬきの猫もしる也今朝の秋  松尾芭蕉


・温泉の底に我足見ゆるけさの秋  与謝蕪村


・けさ秋や瘧の落ちたやうな空  小林一茶


・すゞしさのめでたかりけり今朝の秋  炭太祇


・あかつきの神鳴はれてけさの秋  高井几董


・琴の音の我にかよふや今朝の秋  加賀千代女


・寝過して大工来にけり今朝の秋  横井也有


・夏痩のふしぶし高しけさの秋  松岡青蘿




昨日の夜から涼しく、エアコンを切って眠った。
明るくなるまで深く眠ることが出来た。

目覚めると空気が違っていた。
肌に感じるのは秋。
秋の空気、気温も下がったが、湿度が大きく下がり、50%になった。
 この乾燥した涼しさが秋の気と身体で感じた。

戻りはあるにしても、もう暑さの山は越した。
天気予報も昨日とは違い、今日は晴れと言っている。


今日の季語は「今朝の秋」が相応しいと思った。
例句を探してみると、古人も多く詠んでいる。
この季語は、語感からして新しいかと思ったら意外に古い季語であることが判り驚いた。

そこで、有名な俳人の句を取り上げてみた。

例句では、皆、「今朝の秋」の到来、実感を悦んでいる。
一茶の句は全く同感だ。
今年の夏、体温を上回る猛暑で多くの人が、熱中症になり、亡くなった、運良く亡くならなかった人も夏バテになった。
それは一茶の言う「瘧」と同じものだ
 過酷な夏が峠を越した朝の晴れた青い空。

これは 太祇の言う慶事だ。

カミナリを「雷」と書くより、「神鳴」と書いたほうが、自然で言霊も感じることができる。

お気に入りの千代女の句も也有の熟睡の喜びもよく解る。

松岡の句、夏を乗り切りやつれた身体さすって、天高く肥える夢を意思を持つのは、今も変わらない。
よく眠れて、美味しく食べられて、身体を動かすことができれば、夏バテも解消する。

季語「今朝の秋」には、日本人の感覚が満ちている。





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最終更新日 : 2020-09-14

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