2020/07/28 日記  海月 - 菜花亭日乗
FC2ブログ

菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

Top Page › (2)日記 › 2020/07/28 日記  海月
2020-07-28 (Tue)  19:20

2020/07/28 日記  海月

2020/07/28 () 旧暦:  68日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  445分 日没:  1848分 月出:  1244分 月没:  2343分 月齢:  7.39 潮汐:  小潮 干支:  壬申 六曜: 先勝


今日のあれこれ: 海月、水母

「クラゲ【Jellyfish@ 鶴岡市加茂水族館:201594日」


https://youtu.be/RLDMnUk_rj8



『海月(くらげ) 三夏

子季語: 水母、海折、石鏡、水海月、備前海月、越前水母、行燈海月、天草水母、幽霊海月
解説: 傘状の海洋生物。傘を開いたり閉じたりして移動する。乳白色や透明のものが多いが、色や形大きさはさまざまである。中には毒をもつものもあり、土用のころ、海水浴場などで人を刺す。塩漬けなどにして食材になるものもある。
来歴: 『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。
文学での言及: わが恋は海の月をぞ待ちわたるくらげの骨にあふ夜ありやと 源仲正『夫木和歌抄』
実証的見解: 刺胞動物門に属する動物のうち、おもに海などで浮遊生活する生物の総称で実体はプランクトン。種類が多く大きさも形もさまざま。エチゼンクラゲは傘の直径が一メートルにもなる。体はゼラチン質で体全体は傘のような形をしている。傘を開いたり閉じたりして進行するが、動きをやめて水中を浮遊していることも多い。カツオノエボシやハブクラゲ、アンドンクラゲなどは毒クラゲとして有名。エチゼンクラゲ、ビゼンクラゲは塩漬けなどにして食材にする。』
(季語と歳時記)



海月、水母の俳句:


・玻璃に透く海月の浮遊水族館   中村悦子


・舞踏会のドレスのやうに海月かな   おーたえつこ


・浮きあがる生命海月は泪いろ   望月木綿子


・腹蔵のなくて水母に癒さるる   楠原幹子


・美しい海月を飼って老姉妹   西村亜紀子




海月そのものは個人的には好きではない。
刺されたことはないが、子供の頃から海水浴の敵だったし、海を漂っていていつの間にか近づいていて、避けることもできない。見た目も触感も親しみを感じる生物ではない。

ところが、そんな海月を展示物の中心にして、傾いた経営を立て直した水族館が出た。
 海月を見て癒やされるという新しい世界を水族館の中に創り出した。

水族館の水槽の中で、安全に間近で見る海月は、ゆらゆらと踊っている。リズミカルなダンスではないが漂うように浮かんでは沈む揺らめきを見ていると心が和んでくる。

理屈はいらない、見ていれば癒やされる世界だ。
youtube
上も多くの動画が公開されている。


俳句の世界でも生物としての海月ではなく、美しい世界の海月を詠んでいる俳人も居る。

西村の句は、読んで何か不思議な気がした。
何も語らず、示唆もない。
登場するのは美しい海月と老女二人。

取り合わせが不思議だ。
これは、現実なのか夢想なのか。

動画を見ている内に、その不思議さが少しずつ溶けて、透明になっていくような気がした。





関連記事

最終更新日 : 2020-07-28

Comment







管理者にだけ表示を許可