2020/06/15 沖縄県民の自粛は本物だった - 菜花亭日乗
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2020-06-15 (Mon)  23:00

2020/06/15 沖縄県民の自粛は本物だった

沖縄県への渡航自粛要請が、6都県以外は解除されたので、矢も盾もたまらず、沖縄に行ってきた。
 この旅行で新しい体験をいくつかしたが、ここでは、「沖縄県民の自粛は本物だった」ことを書きたい。

石垣市では3月末本土(東京?)からの渡航者から市内のバーの従業員に感染し、その店で感染が広がった。
 石垣島市は離島であり、医療環境が十分ではないので、中山義隆石垣市長は、4月6日に本土からの旅行者、石垣島出身者の来島自粛の要請を行った。


「島出身者の皆様、この度の新型コロナウイルスは非常に感染力が強くいつ誰が感染してもおかしくない状況になっています。学生や就職など島外で生活している皆様も既に知らずに感染している可能性もあります。緊急事態宣言下では現在お住まいの地域で自宅待機生活をするほうが安全と考えられますし、また地元の石垣島・八重山に戻ってきて発症した場合、医療体制を勘案しても石垣島・八重山の実家に戻る等の対応は適切ではないと考えます。
さらに皆さん自身が感染者であった場合、実家の両親、家族、高齢の祖父母に感染させてしまう恐れもあります。
大切な人の命、自分自身の命を守るために賢明な判断をしていただき、帰省することのない様、切にお願い申し上げます。
なお、無症状の感染者からの感染の恐れもあることから、旅行者・帰省者の皆様につきましては、ホテルや自宅等での来島から 14 日間の自己隔離を強くお願い申し上げます。
令和2年4月6日
石垣市長 中山 義隆」

沖縄県全体は、少し遅れて、420日沖縄県独自の「緊急事態宣言」を発出し、キャバレーやナイトクラブなど接待等を伴う遊興施設への活動中止要請及び飲食店に対する時短営業への協力要請を行い、428日にゴールデンウイーク期間中の県外からの渡航自粛要請を行った。

こうした対策下で、沖縄県での感染者は3月末から4月末まで発生をしたが、5月に入るとパタリと感染者が無くなった。
 
一方、PCR検査数は、正確なデータはわからないが5月中に500件以上行われている。

さて此処からは、個人の想像だが、旅行前はデータが信じられなかった。
 PCR検査は行っているのに、感染者が毎日0というのは不思議だった。
 沖縄の人は、日が暮れてから集まって、飲み、食べ、話し、三線を弾き、島唄を歌い、踊るのが大好きな人達だ。
 自粛と言っても、守らない人も出て不思議はない土地柄だ。

それなのに、検査をしても感染者は0、これは何か裏があるのではと疑念があった。

ところが、渡航自粛解除後の沖縄に行ってみて、これは本物だと理解できた。
 その根拠は
・沖縄の人が日中でも、街中で全員がマスクをしている。
・平和通りの沖縄料理店の女将が話していた。この店は普通は、お客は県民と観光客が50:50だそうだが、自粛後は県民が0になった。県民がこんなに飲みに来ないとはびっくりしたと話していた。
・県民に人気のおでんの店、創作料理の店も1ヶ月休業していたそうだ。
・国際通りでもまだ休業している店が多く見られた。

沖縄県民が、これほど夜の飲食を自粛したのは、沖縄で長く営業している店でも意外だった。

この理由は判らないが、個人の推測では、オジイ・オバアを大切にする県民感情があるからだと思う。

沖縄では、オジイもオバアも近くにもしくは同じ屋根の下に住んでいる。
 夜飲み歩いて、万一、オジイ・オバアに感染させたらと思うと飲みに出ることもできなくなったと考えるのが一番自然だと思う。

それほど、コロナの感染には注意をしている沖縄。
自粛が解除されたからと言って、感染おおそれがある人が渡航したり、マスクもせずに歩いたり、夜の店で騒いだりすれば、沖縄県民の顰蹙を買うことになる。
 県外から沖縄に行く場合は、本土に居るときより注意してコロナ対策に心がけることが必要だと思う。






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最終更新日 : 2020-06-26

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