2020/03/28  日記 花の雨 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

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2020-03-28 (Sat)  21:05

2020/03/28  日記 花の雨

2020/03/28 () 旧暦:  35日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  533分 日没:  1759分 月出:  740分 月没:  2126分 月齢:  3.73 潮汐:  中潮 干支:  庚午 六曜: 先勝


今日のあれこれ: 花の雨

「【4KSakura in the rain 〜雨桜〜」


https://youtu.be/UjBsoLeWlb0



『花の雨: 花時の雨
2010/03/25

  晩春

桜の咲く頃に降る雨、あるいは咲き満ちる桜の花に降る雨。』
(季語と歳時記)



花の雨の俳句:


・雲低う雨ふる花の上野かな  羅蘇山人


・花に来て都の雨にふられけり   正岡子規


・花の雨会はねば母の老ゆるかな  柴崎英子


・花の雨今日があとかたなく暮るる   児玉充代


・花の雨会へずじまひの紅を拭く   樋口みのぶ




青空の日も、花曇りも、雨降る日も上野は花を愛でる場所だった。
 上野公園での花見の宴は、今年は自粛になってしまった。
いつもなら花茣蓙が敷かれた宴席では酒を酌み交わし、話にも花を咲かせるのだが、縄が張られた花の下は、宴会自粛の張り紙がしてある。
 感染爆発の前夜として小池都知事がロックダウンの可能性に言及した後は、宴どころか花を見て歩く花見すら禁止され、さくら通りは通行禁止にされてしまった。
 今年の上野の桜は可愛そうだ。


花に雨。
野暮なことだ。

野暮な所業の中、雨に身を濡らせ、花びらから雫を落とす桜花には風情がある。
 その風情があれば、雨もまた佳しだ。

子規も柴崎も児玉も、その風情の中にいる。

樋口の風情は、また艶っぽい。
雨無かりせば花の下での紅の色。
果たすことなく拭う紅の風情はいかならん。

明日はまた雨だそうだ、場合によっては花に雪かも知れない。





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最終更新日 : 2020-03-28

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