2020/03/24  日記  乙女椿に恋する - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

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2020-03-24 (Tue)  20:16

2020/03/24  日記  乙女椿に恋する

2020/03/24 () 旧暦:  31日祝日・節気・雑節・朔望:  朔 日出:  538分日没:  1756分 月出:  551分 月没:  1743分 月齢:  29.48 潮汐:  大潮 干支:  丙寅 六曜: 先負


今日のあれこれ: 乙女椿



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『椿(つばき)  三春
2011/01/27

【子季語】山茶、山椿、乙女椿、白椿、紅椿、一重椿、八重椿、玉椿、つらつら椿、落椿、散椿、 藪椿、雪椿
【関連季語】冬椿、椿の実

【解説】
椿は、春を代表する花。万葉集のころから歌にも詠まれ日本人に親しまれてきた。つやつやした肉厚の葉の中に真紅の花を咲かせる。花びらが散るのではなく、花ひとつが丸ごと落ちるので落椿という言葉もある。最も一般的な藪椿のほか、八重咲や白椿、雪椿などの種類もある。
【来歴】『滑稽雑談』(正徳3年、1713年)に所
出。
【文学での言及】
巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ思はな巨勢の春野を 坂門人足『万葉集』
あしひきの八峯の椿つらつらに見とも飽かめや植ゑてける君 大伴家持『万葉集』

【科学的見解】
椿の中で最もよく見られるヤブツバキは、在来のツバキ科ツバキ属の常緑高木で、北海道を除く日本各地の沿海地や山地に自生する。高さは大きいもので十五メートルにもなる。樹皮は灰色、厚く固い葉は互生し、長さ五~十センチくらいの長卵形で、ふちには細かい鋸歯がある。二月から四月にかけて、枝先に赤色の花をつける。白い蘂は花の中心部に集合して筒状になり、先端部は黄色。蒴果は直径五センチくらいで丸く、中の種からは椿油が採れる。
ユキツバキは日本海側の多雪地帯の産地に自生する常緑低木。しなやかな枝は、下部からよく分れ、高さ二メートルほどになる。葉はの広卵形でやや薄く光沢がある。花弁はヤブツバキより小さく雄しべは短い。蘂は鮮やかな黄色で花の中央に集合する。蒴果は三センチくらいの球形。皮が厚く、種子はヤブツバキよリ大きい。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



乙女椿の俳句:


・愛らしき乙女椿に風荒き   伊藤セキ


・ひとの庭の乙女椿を恋ひにけり   松崎鉄之介




日曜日、天気が良いので散歩に出掛けた。
辛夷の並木が美しかったことはその日の日記に書いた。

辛夷の美しさに見とれた後、公園の方へ歩いていくと、塀のない民家の植え込みに花が見えた。

近づいていくと、一瞬、薔薇の花かと思ったが、季節はまだ薔薇には早い、目の前に来た花をよく見ると乙女椿だった。

樹は1本しか無いので、花の数は多くはないが、地面に近い方の影のある枝には綺麗な花が咲いていた。


歩くのをやめ、花に目を留め、立ち尽くす。
時を止め、美しさの世界に入り込む。

松崎の句は、その時の心象をピッタリと詠んでいる。
魅せられるには、出会いが必要なのだ。




【データ】

『乙女椿とは

ピンク色の椿の代表品種として知られる
乙女椿はツバキ科の常緑広葉樹です。世間一般にはピンク色の椿の代表品種として知られており、数ある椿の種類の中でも人気が高い園芸品種でもあります。耐寒性に優れ、あまり背が高くなりません。その性質と誰からも好まれる可憐で美しい姿から、公園や庭園、生垣などによく植栽されています。


乙女椿の特徴
椿の特徴である黄色いおしべが見えない
乙女椿は八重咲きの中輪種です。まるい花びらが重なり合い、美しく咲きます。一番の特徴として、椿の特徴である黄色いおしべが見えないことがあげられます。花色はピンク色が一般的ですが、紅色や白色、紅白絞りの品種も存在します。葉は淡緑色が美しい照葉で、大きさは他の椿に比べると小さいです。生長はやや遅く、葉が密生してこんもりとした樹形に育ちます。

乙女椿の名前の由来
乙女椿の名前の由来は諸説あります。実を結ばないことが、婚姻前の乙女を思わせるからという説、愛らしい花形が美しい乙女を連想させることから乙女椿と呼ばれるようになった説、江戸時代、他藩に出回らないように門外不出とされたことから「お止め椿」と呼ばれていたのが転じて「乙女椿」になった説が有名です。』
BOTANICA
https://botanica-media.jp/214
より転載)




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最終更新日 : 2020-03-24

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