2020/03/17  日記  沈丁 - 菜花亭日乗
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2020-03-17 (Tue)  20:26

2020/03/17  日記  沈丁

2020/03/17 () 旧暦:  223日祝日・節気・雑節・朔望:  彼岸 日出:  548分日没:  1750分 月出:  114分 月没:  1109分 月齢:  22.48 潮汐:  小潮 干支:  己未 六曜: 赤口


今日のあれこれ: 沈丁



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『ジンチョウゲ(沈丁花)とは、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。チンチョウゲとも言われる。漢名:瑞香、別名:輪丁花。 原産地は中国南部で、日本では室町時代頃にはすでに栽培されていたとされる。雌雄異株だが、日本にある木は雄株が多く、雌株はほとんど見られない。挿し木で増やす。赤く丸い果実をつけるが、有毒である。花の煎じ汁は、歯痛・口内炎などの民間薬として使われる。

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月末ないし3月に花を咲かせることから、春の季語としてよく詠われる。つぼみは濃紅色であるが、開いた花は淡紅色でおしべは黄色、強い芳香を放つ。枝の先に20ほどの小さな花が手毬状に固まってつく。花を囲むように葉が放射状につく。葉の形は月桂樹の葉に似ているが月桂樹よりも軟弱。

名前の由来
沈丁花という名前は、香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、という意味でつけられた。学名の「Daphne odora」の「Daphne」はギリシア神話の女神ダフネにちなむ。「odora」は芳香があることを意味する。

花言葉は「栄光」「不死」「不滅」「歓楽」「永遠」。

品種
ジンチョウゲの主な品種は以下のものが掲げられる。庭木として用いられる。

シロバナジンチョウゲ - 花の色が白い。
ウスイロジンチョウゲ
フクリンジンチョウゲ - 葉の縁に斑が見える。』
Wikipedia



沈丁・沈丁花の俳句:


・校庭の沈丁の香に卒業す  吉屋信子


・月かかりゐて沈丁の香の初め  荒井正隆


・いづこやら風に香の乗る沈丁花   赤司美智子


・下町の路地巡り来て沈丁花   青木政江


・何気なく通りし路の沈丁花   江口九星




学校の構内には、沈丁花がよく植えられている。
学校を卒業するのは、人生の節目。
その節目を祝うように沈丁の香は薫る。
大学の入学試験のとき、学部の建物の入口では、沈丁が高い香りを流していた。

今年の卒業式は、父兄も来賓も在校生もいない卒業式になってしまった。
 それでも、沈丁だけはいつもと同じ様に香りを高く祝っている。

白木蓮や連翹は、春先に強くなり始めた光の下で、遠くから花の色を主張する。
 しかし、沈丁は違う、遠くから花の姿を主張することはない。

それは、突然、不意にやってくる。
甘くやるせない香りが、どこからともなく流れてくる。
なんだろうこの香りは?と思う。
次の瞬間、沈丁の香りと気づく。

そこから香りを辿り、花にたどり着く。
そして香りには不釣り合いな質素な花を見ることになる。
顔を花に近づけるか、花に指を触れて確かめるかするだろう。

沈丁は街の中に隠れている。
そして通りかかる人を香りで釣り上げる。


写真は川沿いの道を自電車で走っていて、釣り上げられた沈丁の花だ。
香りが立つ写真があれば良いのだが...




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最終更新日 : 2020-03-17

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