2020/02/07  日記 絵踏 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

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2020-02-07 (Fri)  20:49

2020/02/07  日記 絵踏

2020/02/07 () 旧暦:  114日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  636分 日没:  1713分 月出:  1452分 月没:  446分 月齢:  13.22 潮汐:  中潮 干支:  庚辰 六曜: 友引


「映画『沈黙-サイレンス-』本編映像”コンヒサン”」


https://youtu.be/xorkSatPHRk




『絵踏: 踏絵、寺請証文

  初春

キリシタン禁制の江戸時代、信徒が多かった長崎などで毎年正月から三月頃まで、幕府・奉行所が住民全員にキリストや聖母マリアの描かれた絵を踏ませた。
 信徒か否かを確かめ、踏まなかった者は処罰した。最初は紙や板だったが、大勢が踏むので、擦り切れにくいように真鍮製のものまで登場。開国後の一八五八年、オランダ人の要請で中止されるまで二百三十年間にわたって続けられた。』
(季語と歳時記)



絵踏・踏絵の俳句:


・マリア像の膝下に踏絵拡げられ   村上美智子


・なほ続く絵踏の話島の夜   山田閏子


・絵踏して子孫ぞろぞろ残しけり  荒木ひでこ




踏絵が季語であるとは知らなかった。
しかも初春の季語だそうだ。
 俳句に社会性があっていけないことは無いが、季節感を基盤にする俳句には何か噛み合わない気がする。
 不勉強でわからないが、マルクス主義俳句、社会主義主義俳句と言うジャンルもあるのだろうか。
 戦後の一時期「社会性俳句」という試みがあり、現在でも「新俳句人連盟」なる団体が活動しているそうだ。


個人的には、思想のために死ぬとか宗教のために死ぬとか殉教とかは本末転倒だと思う。
 宗教の名のもとに殺人が正当化されるような宗教が今も存在するが、そんな教義は宗教の名に値しない。

荒木の句。
荒木が踏絵をどう思っているのかよくわからない句だ。
「ぞろぞろ」の語感は好きではないが、効果的であることは確かだ。

今を生きる我々は、安土桃山・江戸時代にキリシタンでなかった人、踏絵を踏んだ人、隠れキリシタンの末裔であることは確かだ。





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最終更新日 : 2020-02-07

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