2019/04/19 日記  花は葉に - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

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2019-04-19 (Fri)  19:17

2019/04/19 日記  花は葉に

2019/04/19 (金) 旧暦: 315日 祝日・節気: 望 日出: 504分 日没: 1816分 月出: 1802分 月没: 504分 月齢: 13.76 干支: 丙戌 六曜: 大安 九星: 八白土星

今日のあれこれ: 花は葉に


「葉桜と八坂神社(つくば市小田)2019417日」


https://youtu.be/q6rrYN-0_eI




『葉桜(はざくら) 初夏

子季語: 桜若葉、花は葉に
関連季語:         
解説: 初夏、花が散って若葉となったころの桜をいう。花が散って葉桜になってしまったという惜しむ思いと、桜若葉の美しさを愛でる思いが交錯する季語である。
 子季語の「花は葉に」は、葉桜を眺めながらも散り果てた花を忍ぶ思いがある。
来歴: 『俳諧通俗誌』(享保2年、1716年)に所出。

(季語と歳時記)



花は葉にの俳句:


・一山は西行の寺花は葉に   中村洋子


・雲母坂遠目にしたり花は葉に   谷村幸子


・駅の灯の消え駅前の花は葉に   渡邊孝彦


・花は葉にひとに花時ありにける   雨村敏子


・花は葉にいろはにほへとさり乍ら   池永加代




用水縁の桜並木の花は花筏となって、急いで流れていった。
 まだ少し残っている花びらに散るのを急くように、若い葉がが勢いよく伸びている。


花といえば西行と吉野山。

「吉野山心沁みいる山桜〜日本の花旅 一目千本桜〜」

https://youtu.be/a7T1Ku7SQH4


ソメイヨシノは、花から葉へ。
模様替えして移る季節に乗っている。

若い葉には未来がある。
散った桜には幻影がある。

雨村の気持ちは、今も昔も変わらない。

「花の色は うつりにけりな いたづらに
    わが身世にふる ながめせしまに

             小野小町(9番) 『古今集』春・113


花も女性も美しいのは、一時だ。
だから、花は美しく、葉桜には幻が見える。

男も見栄えがあるのは、一時であることに変わりはない。

わかっちゃいるけど、諦めきれない。

「いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす

色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず




【データ】

雲母坂は、「きららざか」と読み、京都市左京区修学院の修学院離宮の脇より比叡山の山頂に至る古の道だそうだ。

雲母坂 
Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B2%E6%AF%8D%E5%9D%82



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最終更新日 : 2019-04-19

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