2019/03/23  NHK 『天皇 運命の物語 第3話「象徴 果てなき道」』 - 菜花亭日乗
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2019-03-23 (Sat)  22:18

2019/03/23  NHK 『天皇 運命の物語 第3話「象徴 果てなき道」』


今上天皇の在位期間も残り少なくなった。
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1日桜の花が日本を美しく彩る刻、新元号が発表される。

そして桜の花が散り、長い連休の過ごし方に関心が集まる頃、譲位は目前になる。

この番組を見て、今上天皇の偉大さを改めて理解できた。

被災地で国民に寄り添うお姿から、穏やかで優しいお人柄と思ってきたが、それは確かだが、それだけでは語り尽くせない幅も奥行きもあるお人柄であると理解できた。

非常に積極的で、ある意味攻撃的なお考え方だと思った。
まず、先例に囚われないお考えだ。
伝統的な歴史を持つ世界ではありがちなことだが、前例・先例に従えば、問題がないということになりがちだ。
悪く言えば、事なかれ主義だ、ところが今上天皇は必ずしも先例には囚われないお考えだ。
・お妃を民間から迎えられた
・お子様を手元に置かれて、養育された
こうしたことは、勇気があり大胆でなければ最後まで考えを貫くことは出来ない積極果敢な勇敢さが必要だ。

この番組でも、その勇敢さが現れたご活動を紹介している。
・被災地に足を運び国民に直接お話をされる
・中国に歴代初めて訪問され、先の大戦についてお話をされ、中国国民の理解を深められた
・戦地への慰霊の旅を国内外で続けてこられた

特にそう感じたのは、譲位の発案の件だ。
将来を見て用意周到に準備して、今まで無いものを作り出されてしまう。
元侍従長を含め皇室関係者を集め、譲位を提案されたのは今上天皇だった。
皇室典範にも憲法にも譲位の規定はない。

側近の人たちは、お務めは皇太子に任せ、皇位は其の侭続けられるように進言したが、今上天皇は一歩も退くこと無く、お務めと皇位は切り離せないと主張されたそうだ。

そして、もう間もなく譲位が行われようとしている。
これは、他の誰かが起案したものではなく、今上天皇が将来を考え、行動を起こして、実現されたことだ。

言葉で言うのは簡単だが、実行することは難しい。
前例、仕来りのある世界では、因循姑息な考え方が一般的であり、これに屈すること無く、新しいことを行うことは勇気と実行力と用意周到さが無ければできることではない。

今日、改めて思った。
今上天皇は、国民に寄り添う穏やかな優しいお人柄なのだが、それだけではなく、事によっては、用意周到に手順よく難しいことを新しい考え方で実現まで持っていく勇猛果敢なお人柄だ。

日本人は、敬愛できる天皇陛下をいただいて、幸せな国民だ。



良い番組だった。
「天皇 運命の物語」シリーズ全4回は、429日に纏めて再放送される。

見逃すことは出来ない。







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最終更新日 : 2019-06-06

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