2008/10/26 中山道 落合宿まつり - 菜花亭日乗
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2008-10-26 (Sun)  22:53

2008/10/26 中山道 落合宿まつり


今日は落合宿まつりと名門酒会の酒のイベントが重なってしまった。
 落合宿まつりは落合の人たちの施し・接待の気持ちが感じられて、気持ちの良い祭りであったので今年も出掛ける予定であったが、酒のイベントとぶつかってしまった。
 やむなく、車で出掛けて、早めに帰ることにして、高速道路を飛ばした。



昨年とは違い、生憎の雨である。
今年はウオーキングの参加者も少ないだろうと思っていたが、現地に着くと全天候用の服装とリュックを背負ったウオーカーが多く歩いている。此の雨の中をたいしたものである。


 





名物の「きのこ千人汁」の会場に行くと、人で一杯である。
冷たい雨が降る日、あついきのこ汁はありがたいもの。
テントの休息所にそれぞれ座り小休止である。中津川駅から歩いてくると、中山道の石畳に掛かる手前の丁度良い休息地点である。
ここ落合の宿ではきのこ汁が無料サービスされ、少し先の本陣前のイベント会場では季節の「栗きんとん」が旅人にご馳走される。



あついきのこ汁を貰い、奥のテントに売られていた栗おこわのおにぎり(1個100円)をテントの中で食べる。
 栗おこわのおにぎりは薄い塩味のおこわに茹でた栗が混ぜてあり、たっぷりとした栗の調味していない自然の甘味があり、大変美味しい。おみやげにしたかったがすぐに売り切れてしまった。
来年はもっと早く来なければ、と気合いが入る。
 昨年の様に秋晴れの日も良いが冷たい雨に日には、心づくしのきのこ汁が一層あたたかく感じられて、これもまた良いものである。



ウオーカー達は一休みして、雨の中を石畳へ向かい歩き出していく。


 




祭りと言ってもイベントの祭りは、露天商の出店が多いし、地元の人たちの祭りと言っても即売会、模擬店が出されていることが多く、商売の印象が強いが、この落合宿は、旅人に親切で気持ちがよい。昨年そんな気持ちがした。



どうしてなのか、去年は気付かなかったが、今年は掲示の立て札に気がついた。


 




これによれば、1861年(文久元年)、皇女和宮が江戸へ降下された時、此の中山道を通行された。その時、四日間で延べ二万六千人が落合宿を通過し、暖かいもてなしをするために、各家の竈は引きも切らず焚き続けられたそうである。



きのこ汁を作る大釜は昔、寒天の原料を煮たものだが、今は千人きのこ汁を作る為に使用され、きのこ汁を振る舞う事に使われ、多くの人に振る舞う「ふれあい活動」は、落合宿の人々が古くから旅人に対して礼節を重んじて来たことに由来すると書かれている。
 これで、此の祭りの何とも言えない快さの理由が分かった。昔からの「振る舞いの精神」が連綿として受け継がれてきている。



 




本陣の前のイベント会場では、雨の今年はテントの中で「御殿山太鼓 男波」の太鼓演奏が行われていた。
 見ていると、旅人には「中津川名物 栗きんとん」が振る舞われている。



「きのこ汁」にしても「栗きんとん」にしてもお金を出せば口にすることは出来るものだが、落合宿のそれは、特別な味がする。 金で買う物には入っていない「振る舞い・接待のこころの味」がするのである。


 




 もう晩秋である。
 坂下でもそうであったが、所々に柿の実が取られることもなく放置されている。
 手間さえあれば、これも干し柿とか渋抜きとかして振る舞えば、都会の人には金で買えない味がするのだろうが、もったいないことである。




最終地点のごへー祭り会場は、昨年ほどではないが、人で一杯である。
 五平餅の即売会場であるが、各テントの前には行列が出来ている。


 




肌寒い雨の日には、たきぎの紅い炎の色が気持ちよい。


 




中津川の五平餅はみたらし団子風である。筆者は草鞋形に平串を刺したものの方が好きだが、此の会場には、胡桃味、胡麻味、えごま味色々な味の五平餅を楽しむことが出来る。



お腹も一杯になったところで、夕方前には帰り、今度はお酒の番である。



 

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最終更新日 : 2019-03-15

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