2009/05/17 第226回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い(その2) - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

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2009-05-17 (Sun)  23:20

2009/05/17 第226回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い(その2)


筆者が勝手に「ざっぶんの会」と呼んでいるこの会は、酒もマラソンだが、料理もマラソンである。
胃袋の弱い方は、立ち入り無用である。


実際には、日本酒25種類が出てくるにつれ、料理も出てくるのであるが、日本酒と料理を分けないと大混雑に陥るので、便宜的に料理は料理だけに纏めて記録する。
(ざっぶんの会はお品書きがないので、写真では説明できない事も間違っている事もあるかも知れない。)


 



沢庵の酒粕漬け、胡瓜のぬか漬け、クラッカー+カボチャの練り物


 



 玉子豆腐サヤインゲン添え。
 玉子豆腐を食べ終わると何かチーズの様な後味が残る。洋風玉子豆腐かと思い聞いてみると、チーズではなく牛乳(ミルク)が入っているとの事。初体験の味わいである。


 



 写真ではわかりにくいが、蕪と蟹をたらこマヨネーズで和えて、水菜、海苔を添えたもの。
 蕪の食感と蟹・たらこの風味とマヨネーズのコラボが良かった。



 



 だし巻き玉子。
 テーブル毎に焼きたて巻きたてのものが運ばれてくるので熱々である。
 写真は簀を開いてあるが、運ばれてくる時は巻いてあり中がどうなっているか分からない。開ける楽しみがある。
 出来たての熱々のだし巻き玉子はそれだけで旨い。



 



ざっぶんの会ではテーブルに七輪を置き炙ることも特色の一つだ。
今日の炙りものはキスの味醂干し。
軽く炙って柔らかい熱々の内に酒の肴にするのが勝負どころ。
炙りものを売り物にする飲み処もあるが、ささやかなものが多いが、ざっぶんは大きい魚である。キスの味醂干しは日本酒の肴にピッタリだ。
 去年の夏は、鮎の一夜干しだったが、あれも美味かった。今年の夏も出るだろうか。





穴子の押し寿司
鰻の変わりに三千盛の大吟醸に合わせるべく残しておき、三千盛の登場と共に合わせてみたが、よくあった。
 鰻程押しが強くないので、三千盛の食中酒としての働き方がよく理解できた。
 酒単独ではバランスの取れた味の厚味に軽めの酸味だが、肴を口に入れると酸味が消え、無色透明だが味の厚みを感じさせる辛口の酒である。
 三千盛は味に媚びた我が儘な酒ではなく、五味を偏らせない辛口の酒である、それが全国に三千盛愛好者が存在する理由である。
 筆者は詳しいデータは知らないが、地酒の蔵は当然地元向けの出荷比率が高いが、三千盛は他県向けの比率が高い様だ。つまり全国銘柄である。


 




行者大蒜の醤油漬け。
癖のある味だが、病みつきになる旨さと身体に効きそうな魔力がある。何しろ行者の食べ物なのだから。



 




天麩羅。
最初に海老の頭の唐揚げと海老の天麩羅が出てきた。写真がそれである。
 これで終わりかと思ったらそうではない。次から次に揚げられる都度、テーブルに運ばれてくる。
 しいたけ、行者にんにく、鶏肉、ヤングコーン、キス、茄子、アスパラガス、記憶しているだけでこれだけある。
 飲みながら天麩羅をいただき、飲んでいるとまた揚げたてが運ばれてくる。途中では、いつまで続くのだろうと思ってしまう天麩羅マラソンである。
 丈夫な胃袋と食い意地がなければ完食は難しい。
みんな美味しかったが、エビの頭の唐揚げは香ばしさと旨さ、行者ニンニクは癖のある旨さ、アスパラガスのシャキシャキ食感が印象的だった。



 




留めは雑炊である。
鶏肉、しめじ、榎茸、葱、人参、米など。
アッサリとしているが出しの効いた米粒の少ない吸い物風の雑炊である。
 飲み続けた日本酒と食べ続けた料理で、もう満腹だと言いながらも、口に運ぶとお代わりしてしまうのは、吸い物風のサッパリ雑炊だからだろう。




何せ日本酒もマラソン、料理もマラソンで完走するのは大変な会である。しかし、それがまた他にはないこの会の特色である。
 映画なら1本封切りロードショウではなく、週末の3本、4本立てオールナイトである。完走するのも大変だが、記録を残そうとするとこれも又大変である。いくら書いても書ききれないものがある。この程度で妥協するより他はない。


前の席の新人は、途中落伍せず最後まで完走したのは立派である。しかも、最後の心臓破りの丘で自重して、飲むのを小休止してオーバーペースになるのを調整して、落ち着いてから又飲み始めて最後まで完走したのは冷静な試合運びで将来性がある。開始前の準備途中のサービスまでこなし、西川店主もべた褒めの大型新人の登場マラソンであった。


いつもの通り瓶を空にしたら致死なので、早目に終了宣言し、外に出るとまだ明るい。
 充電したエネルギーを発散すべく、有志でカラオケ店に行き、フォークからロック、アニメからビートルズ、今は無き忌野清志郎から岡林信康、井上陽水からビートルズその他知らない歌の数々を歌い尽くして発散して外に出たが、まだ雨はびしょびしょと降り続いている。


雨の中それぞれの方向に散って行くそれぞれの人は本当に健康な人達である。


筆者も飲んで酔ってはいるが快活である。足取りは軽く背筋はピンと伸ばして、岐阜駅に向かって歩いている。はずである。
 こんな美しい日、こんな雨何ほどのこともない...



 ・五月雨(さみだれ)や風も蹴飛ばす千鳥足


 


【データ】
和食彩「ざっぶん」
営業時間: 17:00~23:00
定休日 : 日曜日
住所  : 岐阜市金宝町1-15-10  野々村ビル1F
Tel   : 058-264-9977 
地図  :


 


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最終更新日 : 2019-03-15

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