2019/01/23  日記  寒紅 - 菜花亭日乗
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2019-01-23 (Wed)  19:20

2019/01/23  日記  寒紅

2019/01/23 (水) 旧暦: 1218 祝日・節気:  日出: 647 日没: 1658 月出: 1925 月没: 817 月齢: 17.06 干支: 庚申 六曜: 大安 九星: 三碧木星


今日のあれこれ: 寒紅

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( 足早に寒紅さして舞妓ゆく まどか
健康長寿研究所
http://kenken.vc/archives/5489
より転載)



『寒紅: 丑紅、寒紅売
晩冬

寒中に造られた紅は品質が良く、美しいとされる。特に寒の丑の日のものは丑紅と言って最も上質とされた。
俳句では、寒中に女性が用いる紅一般をも指す。』
(季語と歳時記)



寒紅の俳句:


・寒紅や凛と生きむと凛とひき  磯野しをり


・寒紅やきりりと構へ一の弓  大沢美智子


・懐剣のやうに寒紅抜きにけり  浅田光代


・寒紅も嘘も真赤でありにけり  古賀しぐれ


・寒紅や誰のものでもない私 藤井香子



女性がお化粧をするときの心は言い表せないものがあるようだ。
特に眉や口紅を引くときは真剣勝負で疎かにはできない。

寒紅は、新年のきりりと引き締まった寒中の紅なので、女性の気持ちにも特別なものがある。
磯野、大沢、浅田の句には寒紅を引く気構えがよく表れている、勝負に臨む一引きである。

しかし、一句しか掲載していないが、胸中複雑で妖しさや、後ろめたさや後悔や罪悪感やら色々とあるようだ。
嘘でも本当でも口紅は真っ赤でなければならない。

藤井の句は、相手の居ない寂しさの句ではなく、寒紅の性格からして、寒紅の美しい唇は人のためではなく自分のためという自負心だ。



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最終更新日 : 2019-03-15

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