2009/10/02 人類の祖先 ラミダス猿人 - 菜花亭日乗
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2009-10-02 (Fri)  22:42

2009/10/02 人類の祖先 ラミダス猿人


人類の祖先と考えられる猿人の全身骨格が発見された。
生命を遡っていけば、いつかは海の中の単細胞生物のような物に行き着くのだろうが、それではあまり親近感が湧かない。
猿人ぐらいなら親戚と言われても肯ける気になる。


『人類最古の全身骨格 440万年前、ラミダス猿人
2009年10月2日(金)08:05
 440万年前に生息したラミダス猿人(学名=アルディピテクス・ラミダス)のほぼ全身にわたる化石がアフリカ・エチオピアで発掘され、米国、日本、エチオピアなどの国際研究チームによる分析結果が2日付の米科学誌「サイエンス」に掲載された。全身骨格がわかる人類の化石としては最古で、ラミダス猿人は二足歩行ができる樹上生活者だったとみられる。


 研究チームの一員で、ラミダス猿人の化石を最初に発見した東京大学総合研究博物館の諏訪元(げん)教授は、「化石や復元した全身骨格を詳細に分析し、類人猿の共通祖先から独自の進化を始めた初期の人類像に迫った。人類進化の理解を大きく前進させる成果だ」と話している。


 1992年、エチオピアで調査団に加わっていた諏訪さんは、ラミダス猿人の上顎(あご)の第3大臼歯の化石を発見した。それから3年間に100点以上の化石が見つかり、研究チームは頭蓋(ずがい)骨や手足、骨盤などがそろったメス(女性)の全身骨格を復元した。320万年前のアファール猿人(学名=アウストラロピテクス・アファレンシス)を120万年さかのぼる人類最古の全身骨格で、研究チームは、この女性に「アルディ」と愛称を付けた。


 ラミダス猿人の骨格は、類人猿とヒトを寄せ集めたようなモザイク性が特徴。例えば、足の指はチンパンジーほど器用ではないが物をつかめる構造で、ヒトの足のようなアーチ構造はない。大きく発達した骨盤の上部は二足歩行型、骨盤の下部は類人猿型の特徴をとどめている。脳の大きさはチンパンジーと同程度だが、小さな犬歯はヒト型の特徴を示している。


 これらの特徴から、主に果実や木の実を食べる雑食性で、樹上生活をしていたと考えられる。直立歩行はできたが、草原に進出したアファール猿人ほどには二足歩行に適応していなかった。


 諏訪さんは「チャドで頭蓋骨が見つかった600万~700万年前のトゥーマイ猿人など、ラミダス猿人より古い人類の化石も見つかっているが、断片的で全体像はわからなかった。ラミダス猿人を通して、類人猿の共通祖先にも迫ることができる」と話している。』(産経新聞)



 

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最終更新日 : 2019-03-15

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