昼時なので、予約してあった昼食会場に歩いて向かう。
会場は「割烹しげはま」。
有名な店らしく、入り口を入ると左に有名人の色紙が沢山貼ってある。
階段を上がると2階の広い宴会場に通された。
額がかかっていた。
「仁山智水」と言う言葉は初めてだが、山は仁、水は智のイメージは悪くない。
漢詩の屏風も置いてあった。
昼食だが丁寧な取り扱いである。
左上:野菜の煮物
右上:焼き魚
下:九谷風杯にお酒
昆布の佃煮
香の物
野菜の煮物は薄味の上品な味。前回の民宿魚恵も上品な薄味だったが、氷見は海の街だが味付けは上品だ。
自家製の昆布の佃煮はアッサリと煮てあって、磯臭さが無く美味しかった。日本酒の肴にピッタリだった。
嬉しかったのはこれ。
店の名がブランド名だが、中身は曙の純米吟醸。
魚恵は料理は良かったが、日本酒は銀嶺立山だった。
銀嶺立山も勿論良い酒だが、氷見には地酒曙がある。
「しげはま」は氷見の魚と氷見の酒を味わいことができる店だった。
氷見の肴には氷見の地酒が合うのは当然だ。
肴・魚と日本酒は一体のもの。
行政も町ぐるみで、氷見のキトキト料理と氷見の地酒を一体にして売り出せばより良いと思う。
昼食後現地解散。
一行はフィッシャマンズワーフに向かうが、前回行っているので、別れて一足先に帰ることにする。
氷見駅まで徒歩で歩いていくが、4合瓶3本が入ったバッグは重い。右手にしたり左手にしたり結構疲れる。蔵見学ならば、キャスター付きのケースが良い。
氷見から電車を乗り継ぎ、途中下車は金沢。
前回は車だったので試みることが出来なかった日本酒の量り売り自動販売機を経験してみるためだ。
金沢も良い天気だった。
駅前にはでてみたが散策するほど時間はないので、駅構内の百番街を歩く。
金沢らしいおみやげというか酒の肴を探す。蛍烏賊の沖漬けと白魚の塩辛を買った。小さいがガラス瓶は重い、またバッグが重くなった。
自動販売機は、百番街の日本酒売り場にある。
仕組みは、
・プラスチックのぐい呑を真ん中のトレイに置く。
・100円または300円をコイン投入口から入れる。
・ぐい呑に50mlだけ日本酒が注がれる。
簡単である。
50ml300円はやや高いので100円のものを試してみる。
上段の5酒が100円、下の5酒が300円である。
上段右端の能登路しぼりたて生酒 特別純米酒が気になる。
見ると売り切れのランプ。補充が出来ないか店の人に聞いてみると、評判がよくて瓶もすべて売り切れとのこと。
やむなく、「しぼりたて 寒造り吟醸原酒生酒」(中村酒造)を飲んでみる。
金沢の酒らしく味わいもあるスッキリとした酒である。
目的を全て達したのでバッグは重くなったが、金沢から特急しらさぎに乗った。
車中では飲み続けた疲れのせいか眠っているうちに名古屋へ到着した。
- 関連記事
-
- 2010/03/19 日本酒の会sake nagoya 3月定例会(その2) (2010/03/19)
- 2010/02/21 日本酒の会合宿2日目(その1)-曙(高澤酒造)蔵開き (2010/02/21)
- 2010/02/21 日本酒の会合宿2日目(その2)-割烹しげはまと曙 (2010/02/21)
- 2010/02/20 日本酒の会合宿1日目(その1) (2010/02/20)
- 2010/02/20 日本酒の会合宿1日目(その2)-常きげん(鹿野酒造) (2010/02/20)
最終更新日 : 2019-03-15