2010/11/14 陶然たる秋 桃呑会 (その2) - 菜花亭日乗
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2010-11-14 (Sun)  21:22

2010/11/14 陶然たる秋 桃呑会 (その2)

 


 



会場は設営が終わり、開始の時を待っている。



【出品酒】
出品酒一覧を見ると77銘柄もある。利き当てを合わせると87銘柄にもなる。


(1) 男山 純米大吟醸  男山 (北海道)
(2) 男山 特別純米 国芳乃名取酒 男山 (北海道)
(3) 飛良泉 山廃純米 生一本 飛良泉本舗 (秋田)
(4) 一ノ蔵 本醸造 しぼりたて生原酒 一ノ蔵 (宮城)
(5) 一ノ蔵  あま酒 一ノ蔵 (宮城)
(6) 浦霞 純米吟醸 禅 佐浦 (宮城)
(7) 浦霞 純米大吟醸 山田錦  佐浦 (宮城)
(8) 大山 純米吟醸 封印酒 加藤嘉八郎酒造 (山形)
(9) 大山 特別純米  加藤嘉八郎酒造 (山形)
(10) 大七 純米 生もと 大七酒造  (福島)
(11) 鶴亀 純米大吟醸 蔵元相伝 上原酒造 (新潟)
(12) 鶴亀 純米 原酒 上原酒造 (新潟)
(13) 北雪 大吟醸 越淡麗 北雪酒造  (新潟)
(14) 北雪 純米大吟醸 越淡麗 北雪酒造  (新潟)
(15) 吉乃川 純米大吟醸 秘蔵酒 吉乃川 (新潟)
(16) 吉乃川 吟醸 極上吟醸酒 吉乃川 (新潟)
(17) 吉乃川 特別純米  吉乃川 (新潟)
(18) 吉乃川 普通酒 新酒 吉乃川 (新潟)
(19) 真澄 大吟醸 夢殿 宮坂醸造 (長野)


(20) 真澄 純米吟醸 別撰金寿山廃 宮坂醸造 (長野)
(21) 七笑 純米 辛口 七笑酒造 (長野)
(22) 七笑 純米 熟成無濾過生原酒 七笑酒造 (長野)
(23) 手取川 吟醸 あらばしり生酒 吉田酒造店 (石川)
(24) 手取川 純米大吟醸 ひやおろし  吉田酒造店 (石川)
(25) 蓬莱 純米大吟醸 渡辺 渡辺酒造店 (岐阜)
(26) 蓬莱 本醸造 幻とは手に入らぬこと 渡辺酒造店 (岐阜)
(27) 女城主 大吟醸  岩村醸造 (岐阜)
(28) 女城主 純米吟醸 白フロスト 岩村醸造 (岐阜)
(29) 女城主 純米 辛口純米酒 岩村醸造 (岐阜)
(30) 女城主 純米 特撰純米 金紙 岩村醸造 (岐阜)
(31) 女城主 本醸造 逸品 岩村醸造 (岐阜)
(32) 白真弓 本醸造 やんちゃ酒 蒲酒造場 (岐阜)
(33) 白真弓 純米吟醸 やんちゃ酒秋一番 蒲酒造場 (岐阜)
(34) 日本泉 純米大吟醸 ふなくちとり 日本泉酒造  (岐阜)
(35) 日本泉 大吟醸 ふなくちとり 日本泉酒造  (岐阜)
(36) 千古乃岩 大吟醸  千古乃岩酒造 (岐阜)
(37) 千古乃岩 純米吟醸  千古乃岩酒造 (岐阜)
(38) 千古乃岩 本醸造 しぼりたて生酒 千古乃岩酒造 (岐阜)
(39) 千古乃岩 本醸造 原酒にごり酒 千古乃岩酒造 (岐阜)
(40) 三千盛 純米 にごり酒生 三千盛 (岐阜)


(41) 三千盛 純米 しぼりたて生 三千盛 (岐阜)
(42) 天領 純米吟醸 ひだほまれ天領 天領酒造 (岐阜)
(43) 天領 純米 杜氏の持ち帰り酒 天領酒造 (岐阜)
(44) 天領 特別純米 飛切り 天領酒造 (岐阜)
(45) 天領 純米  天領酒造 (岐阜)
(46) 天領 雑酒 どぶろく 天領酒造 (岐阜)
(47) 尊皇 純米 活鱗辛口 山崎 (愛知)
(48) 金鯱 本醸造 上撰 金鯱酒造 (愛知)
(49) 金鯱 純米  金鯱酒造 (愛知)
(50) 金鯱 純米吟醸  金鯱酒造 (愛知)
(51) 東龍 純米大吟醸 双白鷺 笹にごり 東春酒造  (愛知)
(52) 東龍 純米吟醸 蔵 東春酒造  (愛知)
(53) 東龍 しぼったまま 東春酒造  (愛知)
(54) 白老 純米吟醸 豊醸 熟成酒 澤田酒造 (愛知)
(55) 白老 吟醸 千本錦 澤田酒造 (愛知)
(56) 孝の司 純米吟醸 ひやおろし 柴田酒造場  (愛知)
(57) 孝の司 吟醸  柴田酒造場  (愛知)
(58) 蓬莱泉 純米大吟醸 空 関谷醸造 (愛知)
(59) 蓬莱泉 純米大吟醸 一念不動 夢山水45% 関谷醸造 (愛知)
(60) 蓬莱泉 純米 しぼりたて生 関谷醸造 (愛知)


(61) 蓬莱泉 吟醸 しぼりたて生 関谷醸造 (愛知)
(62) 春鹿 純米 旨口四段仕込 今西清兵衛商店 (奈良)
(63) 春鹿 純米 南都諸白超辛口 今西清兵衛商店 (奈良)
(64) 龍力 大吟醸 米のささやきひやおろし 本田商店 (兵庫)
(65) 龍力 特別純米 龍力ひやおろし 本田商店 (兵庫)
(66) 嘉美心 純米吟醸 大島伝 嘉美心酒造 (岡山)
(67) 嘉美心 特別純米 桃花源 嘉美心酒造 (岡山)
(68) 千代むすび 純米 こなき純米 千代むすび酒造  (鳥取)
(69) 千代むすび 純米 こなき純米超辛口 千代むすび酒造  (鳥取)
(70) 李白 特別純米 やまたのおろち辛口 李白酒造 (島根)
(71) 李白 大吟醸 斗びん囲い 李白酒造 (島根)
(72) 梅錦 大吟醸 究極の酒 梅錦山川  (愛媛)
(73) 梅錦 純米原酒 酒一筋 梅錦山川  (愛媛)
(74) 梅錦 純米 熟成 梅錦山川  (愛媛)
(75) 梅錦 純米大吟醸 媛の愛幻味 梅錦山川  (愛媛)
(76) 司牡丹 純米 船中八策 司牡丹酒造 (高知)
(77) 司牡丹 吟醸 才谷屋 司牡丹酒造 (高知)



主催者桃呑会代表の開会の挨拶、酒のうかい店主の挨拶が終わると、東春酒造の大倉さんの発声で乾杯。


うかい店主のアドバイス、酒の数が多いので、試飲の前にお腹に食べ物を入れるように、に従って、芋煮をいただく。


 
熱々の芋煮をフーフーしながらいただく。
これはおかわり自由だ。
 他には、おにぎり、漬物が用意されている。


今回、蔵元さんが参加している蔵は9蔵。
梅錦山川(株)
東春酒造(株)
関谷醸造(株)
(株)三千盛
千古乃岩酒造(株)
岩村醸造(株)
日本泉(株)
天領酒造(株)
吉乃川(株)


すべてを利くには数が多すぎるので、吟醸酒を中心に利いた。
印象を記録したものだけ記載する。
 
(11) 鶴亀 純米大吟醸 蔵元相伝
  熟味のある旨み系の大吟醸。


(13) 北雪 大吟醸 越淡麗
  入り口甘く、広がりがありバランスが良い。後口はすっきりとしたピリ辛。欲を言えば中盤の酸の厚みがもう少し欲しい。


(19) 真澄 大吟醸 夢殿
  甘い入り口。スッキリとした中盤の後後半甘苦になる。後口も重い。


(22) 七笑 純米 熟成無濾過生原酒
  爽やかな立香がある。甘い入り口の後たっぷりとした味の厚みがある。純米酒だが吟醸酒のような風格を感じさせる。


 


(24) 手取川 純米大吟醸 ひやおろし
  甘苦の世界。香りの個性がある。


(25) 蓬莱 純米大吟醸 渡辺
  甘い入り口。麹の香りの含み香。中盤の味は早く通過し、後半に入るが後口は重くなる。


(28) 女城主 純米吟醸 白フロスト
  甘苦の一般的な吟醸酒らしい世界。


(29) 女城主 純米 辛口純米酒
  入り口スッキリとしているが中盤から重くなる。食虫酒としての設計なのだろう。


(34) 日本泉 純米大吟醸 ふなくちとり
  麹の香りの新酒のような立香、念のため確認すると2009BYとのこと。味の膨らみもあり、偏りもないバランスの良さがある。純米大吟醸らしい世界。


 


(35) 日本泉 大吟醸 ふなくちとり
  やや甘い入り口。スッキリとしているが厚みのある味。味のバランスも良く膨らみもある。軽い大吟醸ではなく厚みのある大吟醸。聞くと原酒であった。


今回、最も変化を感じたのが日本泉の2本だ。
毎年機会があれば利いているが、従来はやや熟味のある旨み系の大吟醸だったが、今回はオーソドックスな透明感のある広がりを持ったバランスの良い味わいの大吟醸になっている。
 純米大吟醸は搾りたてのような麹香を持っている。冷蔵庫で厳密に管理されているようだ。
 大吟醸は、綺麗で広がりがある上に味に厚みがあり飲みごたえがある。一般的に大吟醸は綺麗さを出すためか加水されていることが多いが、これは原酒であるから厚みがあると思われる。
 無濾過生原酒は純米に多いが、大吟醸にこそ有効かもしれない。


新しい発見に出会う機会に恵まれることは、イベントの大きな楽しみだ。


(36) 千古乃岩 大吟醸
   熟した味の厚い大吟醸である。


(40) 三千盛 純米 にごり酒生
  白濁した濁り酒だが、甘く酸っぱいという一般的な濁り酒とは違う、三千盛らしい濁り。スッキリとした辛口で、スイスイ飲める飲みやすさがある。


(41) 三千盛 純米 しぼりたて生
  麹ばなの立香がある新酒らしい酒。三千盛には珍しいピチピチ感がある。


(51) 東龍 純米大吟醸 双白鷺 笹にごり
 やや甘い入り口。バランスのとれたゆったりと広がるふくらみ。後半に苦味がある。従前のものより苦味がやや浮き上がる印象。いつもながら良い酒だ。
この酒は酒のうかいのPBなので、酒のうかいでしか入手できない。


 


(52) 東龍 純米吟醸 蔵
 双白鷺の後に飲んだが、同じような味のバランスの良さと膨らみを感じた。後半の苦味の浮きもなく後口も癖が無く良かった。今年の蔵は一段と良い感じだ。


(53) 東龍 しぼったまま 桃の会用に搾られた搾りたての新酒。麹ばなの立香の新酒らしい世界。


(58) 蓬莱泉 純米大吟醸 空
  4銘柄の最後に飲んだが、流石に上級酒の風格を感じる。穏やかな立香、ほんのりと甘い入り口のあとバランスのとれた偏りのない味わいが広がる。舌触りの丸さと後口の綺麗さに上級酒の風格を感じる。


(59) 蓬莱泉 純米大吟醸 一念不動 夢山水45%
  甘い入り口。バランスのとれた味わい。味の膨らみもある。


(60) 蓬莱泉 純米 しぼりたて生
  純米酒の搾りたてだが、吟醸酒よりこちらのほうが広がりがあり、スッキリと飲みやすい印象。


(61) 蓬莱泉 吟醸 しぼりたて生
  スッキリとした入り口。酸の味わいが中心に寄りやや世界が狭い。もう少し温度が上がったほうが良いかもしれない。


(64) 龍力 大吟醸 米のささやきひやおろし
  甘苦の味。重くドロリとした味わいの印象。


(71) 李白 大吟醸 斗びん囲い
  バランスの良い大吟醸。


(72) 梅錦 大吟醸 究極の酒
  スッキリとした入り口。大吟醸だが膨らみも感じる。後口も良く。四国らしい飲みやすさがある。


(75) 梅錦 純米大吟醸 媛の愛幻味
 バランスのとれたスッキリとした世界。中盤の酸の膨らみがあまりなく物足りなさを感じる人もあるかもしれないスッキリ感がある。2年熟成されているとのことだった


 


宴が終わると、残り酒のオークション。
今年も北雪の大吟醸を入手した。
良い酒なのだが、誰も急いで手に持たないのは、綺麗だが度数が低いためかもしれない15度である。
 この会の参加者は濃い酒がお好みなのだろう。


会館から出て、急ぐこともないのでフラフラと歩いて行く、道すがらの紅葉を眼にしながら。


酔った眼には紅葉が美しく映える。
これを陶然の秋と言うのだろう。



 

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最終更新日 : 2019-03-15

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