2010/11/19 (金) 旧暦: 10月14日 日出: 6時20分 日没: 16時32分 月出: 14時41分 月没: 3時41分 月齢: 12.92 癸酉 (きゆう,みずのととり) 六曜: 大安 九星: 六白金星 選日: 一粒万倍日
今日の季語: 柾(まさき)の実
(六文錢の部屋へようこそ! より転載)
『マサキ(柾、正木、学名:Euonymus japonicus)は、ニシキギ科ニシキギ属の常緑低木。別名、オオバマサキ、ナガバマサキ、コバマサキ、ボウシュウマサキ、ヤクシママサキ。
特徴
樹高は1-5mになる。若い茎は円く緑色。葉は短い葉柄をもって対生し、葉身は倒卵円形から楕円形で、長さ3-8cm、幅2-4cmになり、厚く革質で強いつやがある。葉先は鋭頭で基部は円形からくさび形、縁には低い鋸歯がある。
花期は6-7月。今年枝の上部の葉腋から集散花序を付ける。花は黄緑色で小さく目立たない。秋に果実が熟すと裂開して橙赤色の仮種皮におおわれた種子があらわれる。
分布と生育環境
北海道南部以南、本州、四国、九州、琉球、小笠原に分布し、海岸近くの林に生育する。朝鮮、中国にも分布する。
刈り込みに強く、密生することから生け垣や庭木としてもよく用いられる。斑入りのものもある。
マサキの葉を餌とする昆虫としてはハチによく似たガの一種であるミノウスバが目立つ。晩秋に羽化して昼間に飛び回り、先のほうの細い枝を取り巻くように卵塊を産みつけ、翌春孵化した幼虫は集団のまま膨らみつつある新芽に食い込む。少し大きくなると成長した葉も集団で蚕食するので、部分的に葉が食い尽くされて食害箇所がよく目立つ。』(Wikipedia)
柾の実の俳句:
・汐風にはじくる島の柾の実 古川芋蔓
・柾の実空手に通う姉妹 白石みや
・柾の実昔小町のあちら向き 相原澄江
・柾の実裂けてくれなゐまさやけし 大橋敦子
・柾の実籬のうちも砂白く 富安風生
柾の実をついばむのはヒヨドリだそうだ。
Win-Winの関係だが、柾鳥とは言わないのか。
ヒヨドリ(鵯)の語源は、鳴声「ヒィーヨヒィーヨ」から付けられた名前だそうな。
夕方から、日本酒の会11月定例会に出席。
テーマは季節柄、燗酒。
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最終更新日 : 2019-03-15