2011/06/14 日記 桜桃 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

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2011-06-14 (Tue)  19:30

2011/06/14 日記 桜桃

2011/6/14 (火) 旧暦: 5月13日 祝日・節気: ---- 日出: 4時24分 日没: 18時57分 月出: 17時27分 月没: 2時33分 月齢: 12.25 干支: 庚子 (こうし,かのえね) 六曜: 大安 九星: 四緑木星


今日の季語: 桜桃(おうとう)


 



(1919の果樹園 より転載)


『サクランボは桜桃(おうとう)とも呼ばれ、バラ科サクラ属の落葉高木、およびその果実をさす。 果実は丸みを帯びた赤い実が多く、品種によって黄白色や葡萄の巨峰のように赤黒い色で紫がかったものもある。中に種子が1つある。


概要
生産者は桜桃と呼ぶことが多く、商品化され店頭に並んだものはサクランボと呼ばれる。木を桜桃、果実をサクランボと呼び分ける場合もある。サクランボは、桜の実という意味の「桜の坊」の「の」が撥音便となり、語末が短母音化したと考えられている。


観桜に用いるサクラの実は食用に用いられる桜桃とは違って大きくならず、食用にする果肉部分も厚く生長しない。生食用にされるのは主にセイヨウミザクラ (Prunus avium) の実であり、日本で食されるサクランボもほとんどがこれに属する。その他調理用に酸味が強いスミミザクラ (Prunus cerasus) の実もよく使われる。


ある種の桜桃は異なる種類で受精しなければ果実が実らない自家不和合性があり、他家受粉が必要である。また、品種間に相性があり、異なる品種なら何でも良いというわけではない。例えば、佐藤錦ではナポレオンとの相性がよい。他に、自家結実する品種もある。


一般には「初夏の味覚」であり、サクランボや桜の実は夏の季語であるが、近年では温室栽培により1月初旬の出荷も行われている。正月の初出荷では贈答用として約30粒程度が入った300グラム詰めで3万円から5万円程度で取り引きされ赤い宝石と呼ばれることがある。


 歴史
サクランボは有史以前から食べられていた。桜桃の一種である甘果桜桃(セイヨウミザクラ, Prunus avium)はイラン北部からヨーロッパ西部にかけて野生していた。また別の品種である酸果桜桃(スミノミザクラ, Prunus cerasus)の原産地はアジア西部のトルコ辺り。


原産地の推定は、1世紀の古代ローマの博物学者プリニウスが著書博物誌に書いた説明に基づく[1]。これによると、古代ローマの執政官ルクッルスが第三次ミトリダテス戦争で黒海南岸のケラソス(Kerasos、現在のトルコギレスン (Giresun) )近くに駐屯した際、サクランボの木を見つけ、ローマに持ち帰ったという。サクランボの木が属するサクラ亜属の学名Cerasusは、ケラソスのラテン語表記である。なお、逆にサクランボにちなんで町の名が付けられた可能性もある[2]。


ただし、イギリスで青銅器時代のサクランボの種が発掘されていることから[3]、19世紀のスイスの植物学者アルフォンス・ド・カンドル (en) は、ルクッルスがコーカサスから持ち帰ったのは、セイヨウミザクラの一栽培品種だったとの仮説を述べている[4]。


この二品種は黒海沿岸からヨーロッパ諸国へ伝わり、特にイギリス・フランス・ドイツで普及した。名称がノルマン人によってシェリーズ(cherise)となり、イングランドに渡ってシェリー(chery)となり、英語のcherryになったといわれている[2]。16世紀ごろから本格的に栽培されるようになり、17世紀にはアメリカ大陸に伝えられた。


一方、中国には昔から華北・華中を中心に、中国桜桃(シナノミザクラ, Prunus pseudocerasus)・唐実桜(カラミザクラ)がある。口に含んで食べることから一名を含桃といい[5]、漢の時代に編纂された礼記『月令』の仲夏(旧暦5月)の条に「是月也,天子乃以雛嘗黍,羞以含桃,先薦寢廟」[6]との記述がある。江戸時代に清から日本に伝えられ、西日本でわずかに栽培されている[7]。これは、材が家具、彫刻などに使われる。暖地桜桃とも呼ばれる。「桜桃」という名称は中国から伝えられたものである。


セイヨウミザクラが日本に伝えられたのは明治初期で、ドイツ人のガルトネルによって北海道に植えられたのが始まりだとされる[7]。その後、北海道や東北地方に広がり、各地で改良が重ねられた。
...』(Wikipedia)



桜桃の俳句:


・急流に映り桜桃黄熟す 加倉井秋を


・桜桃の数多のベルの鳴るごとし 関森勝夫


・桜桃のみのれる国をまだ知らず 三橋鷹女


・夕暮にひかる桜桃ある祖国 宇多喜代子


・桜桃のこの美しきもの梅雨の夜に 森澄雄



桜桃の季節になった。
緑の葉陰に連なって下がる赤い実は可憐で美しい。
店の中のパックの中の桜桃も充分眼を引きつける。
買い求めて、皿に置けば、救われた少女のように美しく見える。
美しいけど、食べてしまう。


宇多の祖国は日本なのだろう。
アメリカンチェリーを見ても祖国を思うことはない。
鷹女は国を知っているはずなのだが。



 

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最終更新日 : 2019-03-15

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