2011/06/30  Fujifilm Finepix X100とその後の噂 - 菜花亭日乗
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2011-06-30 (Thu)  23:54

2011/06/30  Fujifilm Finepix X100とその後の噂


延期されること無く、予想通りめでたく、オリンパスの新型機3種が発表された。


革新的な新分野の開拓という新型機ではないが、カメラメーカーとしてあるべきカメラのイメージを着実に追いかけている印象で好感が持てる新製品だ。
 新しい機能は重要だが、発色とか焦点のような基本的な機能を練りあげていく事は大変重要なことだ。


パナソニック、ソニーのような家電メーカーがデジカメ分野に算入し、技術開発力をバックに新商品を市場に投入して成功を収めつつある。
 一方、フィルム時代からのカメラの既存勢力も応戦している。そのひとつの方法が、今回のオリンパスの新製品に現れている。
 新しい技術・分野の開拓も必要だが、発色とか焦点のような映像の基本的要素の技術のレベルを上げることは重要なことだ。
 安い労働力を背景に生産される外国製品に対抗するためには、ひと味違う写りをするカメラ、日本人の感性を満足する品質の高さを感じさせるカメラが必要だ。それがなければ、安い商品に売上を奪われるのは眼に見えている。


Fujifilmも歴史のあるカメラメーカーとして頑張っている。
Finepix X100は、他社の後追いではなく、Fujiの独自性を表現しているカメラだ。 


 


(SANKEI PHOTO より転載)


コンデジなのだが、デジイチのサイズの撮像素子APS-Cを搭載し、画素数を1230万画素に抑え余裕を持たせている。
一番の特徴は、「ハイブリッドビューファインダー」にある。
液晶パネルと光学像を重ねあわせてクリアーな実像と撮影情報を利用することを可能にしている。
 光学像を切り替えて、液晶パネルを高画質なEVFとして使用することもできる。
 ファインダーはカメラマンの心なので、ファインダーをカメラマンの目線で設計していく考え方は支持できる。


また、フィルムメーカーらしく、フィルムを選択する感覚で色調を選ぶことができる「フィルムシミュレーションモード」を提供している。
 プロカメラマンに選ばれたカラーリバーサルフイルムのVelvia、PROVIA、ASTIAをシミュレーションできることは、フィルム時代からのカメラマンを惹きつける魅力となっている。


 



(『折しもサクラが満開。ベルビアを選択して鮮やかな一枚を楽しむことが出来る。花曇りでハッキリしないコントラストでもこの鮮明度がたまらない。フィルム時代から好きな発色だ。こうしたシチュエーションでも10cmまで寄れるのがうれしい。』
時空トラベラー より転載)


このような作例を見ると、X100が欲しくなるのは当然だ。


X100は明確なコンセプトで作られた上級コンデジとして完成した姿である。


最近、Photo Rumorsに、Fujiが9月に3機種の新型デジタルカメラを発表するとの噂がながれている。


そのうちの1台は、APS-Cよりも小さいm4/3程度のセンサーを採用したミラーレス機だそうだ。
 その他にも、将来、X100ベースのレンズ交換式カメラが登場すると予想している。


他社の後追いではなく、FUJINONの交換レンズと大型センサーとフィルムのシミュレーションと明瞭なファインダーシステムが提供される事になれば、多くのカメラマンが魅力に負けてしまいそうな気がする。


 デジカメ分野は、日本が外国に対してアドバンテッジを持っている数少ない分野の一つだ。
 家電メーカーに加えカメラ業界の日本のメーカーが競争し、日本の本物にこだわるカメラマニアを満足させていけば、日本のデジカメの将来は明るいと言える。
 今年の1年は、面白い年になりそうだ。

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最終更新日 : 2019-03-15

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