2012/07/23  日記  日盛 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

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2012-07-23 (Mon)  21:33

2012/07/23  日記  日盛

2012/7/23() 旧暦:65 祝日・節気: 日出:442 日没:1852 月出:841 月没:2057 月齢:3.94 干支:乙酉 六曜: 仏滅 九星:六白金星

今日の季語: 日盛(ひざかり)

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(ミミズの干物 マイ・アウトドア@新潟 より転載)

『日盛り
日の盛
夏の一日、最も太陽の強く照りつける正午頃から三時頃までをいう。
人間も動物も暑さにじっと耐えるひと時である。』(季語と歳時記)


日盛の俳句:

・日盛や蟻這ひ出づる蝉の穴 会津八一

・日盛や人の噂に口あはせ 馬場移公子

・日盛や息をしてをる蜥蜴の尾 桃子

・日盛や誰も応へぬ種物屋 藤田あけ烏

・日盛や覗けばおはす閻魔王 百合山羽公

また真夏の暑さが戻って来る。
夏の日中の正午からは日盛りだ。
生きているものは、暑さに息を潜め、世界は音もなく静まり返る。

何をするにも億劫な気持ちに支配される。
いつもなら乗れる人の噂話も乗る気が起きない。蜥蜴ですら動かず息だけしている。

こんな日盛には、静かにしているのが良い。
呼べど応えぬ種物屋も自然なことだ。

極寒の冬と酷暑の日盛には葬式が多い。
自然の厳しさについて行けないのは人間ばかりではない。ミミズ建て広くもないアスファルトの歩道の上で干物になっている。
やがて蟻たちは寄って集って運び去るだろう。

百合山の詠むように、日盛に目を凝らせば、閻魔様の方が覗いているかもしれない。
勿論、視線を合わせる必要もなく、ただすれ違うのみだよ。




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最終更新日 : 2019-03-15

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