2012/07/29  第265回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い(その2) - 菜花亭日乗
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2012-07-29 (Sun)  23:53

2012/07/29  第265回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い(その2)

 


<新入荷酒あり、熟成酒あり・楽しい飲み比べ>



(9)
墨廼江 特別本醸造 本辛墨廼江酒造 (宮城)
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スッキリとした入り口。丸いふくらみを感じる、味のバランスよく偏りがない。


(10)
喜楽長 純米 琵琶湖の夏喜多酒造 (滋賀)
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甘い入り口。味わいは酸味系の味。含み香に個性がある。


(11)
梵 純米吟醸 磨き五割五分加藤吉平商店 (福井)
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甘い入り口。酸の膨らみあるが、味のバランスが良く嫌味がない。中盤からの切れも穏やかに切れる。後口も良い。
燗:甘味と酸が大きく膨らむ。押しが強くなる。燗にすると肉系の肴に合いそうな印象。


(12)
ゆきの美人 純吟 夏仕込み しぼりたて秋田醸造 (秋田)

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個性的な立香。甘い入り口の後、酸味の味。発泡感の名残を感じる。中盤から爽やかに切れる。


(13)
ゆきの美人 純米吟醸 雄町 H22BY 秋田醸造 (秋田)
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立香は揮発性の個性的なもの。酸のふくらみはあるが、落ち着いた酸になっている。含み香にも鼻をくすぐるものを感じる。


(14)
ひこ孫 純米吟醸 20063月瓶詰神亀酒造 (埼玉)

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冷:香ばしい香り、何か燻製のような香りもする。入り口は甘く、酸はスッキリとしている。終盤にかけて、底に苦味・渋味を感じる。
燗:熱燗での印象は、酸の透明感のあるふくらみがあり、苦味・渋味が消えてまったりとしたふくらみのある世界になる。燗という操作のすばらしさを感じる。


(15)
松の司 陶酔 大吟醸本生 20046月瓶詰松瀬酒造 (滋賀)
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冷:立香は甘い乳くさいような香り。入り口は甘く、含み香は香ばしさと仄かな老香の香り。甘さがふくらみ熟成した味わいを感じる。苦渋は感じない。
燗: 飲み忘れた。


(16)
神の井 純米神の井酒造 (愛知)

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酸のふくらみは大きくなく、スッキリとした味わい。味のバランスが良い。軽い苦味が底にあり味を引き締めている。吟醸酒風の世界である。


このコーナーで、印象的だったのは、新規入荷の酒と燗という方法。

新入荷の酒のコーナーに入ると、「墨廼江 特別本醸造 本辛」の穏やかな世界がいい感じだった。
研ぎ澄まされた切れのある金賞受賞酒を利くのは、矢張り緊張する。6本の金賞酒が続いた後の、墨廼江はホッとする寛ぎがあった。
その後、出てきた「梵 純米吟醸 磨き五割五分」はもう少しスケールの大きさを感じさせる世界で良かった。
この2本は、12500円以下だそうなので、家で飲むならお薦めのコストパーホーマンスだ。

「ひこ孫 純米吟醸」は、6年間蔵元の新亀で氷温で熟成された後、今年の7月に出荷されたものだそうだ。
燗向きと謳っていないので冷で飲むのが前提なのだろうが、この酒は熱燗がお薦めだ。
日本酒の味わいは、温度によって変わることが実感できる。苦味・渋味を消してふくらみのある旨さを楽しむには燗という操作で可能になる。




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最終更新日 : 2019-03-15

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