2019/02/18  藤井聡太七段 渡辺明棋王を破って朝日杯連覇 - 菜花亭日乗
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2019-02-18 (Mon)  20:33

2019/02/18  藤井聡太七段 渡辺明棋王を破って朝日杯連覇


昨年はダークホースで気がついたら優勝していた感があったが、今年は本戦から参加で、マークされていた。

しかし、実力者揃いの本戦を勝ち抜いて優勝した。
特に、決勝は今最も強いと言える渡辺明棋王を圧倒しての勝利だった。
最早、早指しでは藤井七段が最も強い事を世の中に示したと言える。


『絶好調だった“永世二冠”渡辺明棋王に勝利 トップ棋士を次々に倒す藤井聡太七段の現在地
2019.02.17 08:30


216日の朝日杯将棋オープン戦で、藤井聡太七段(16)が昨年に続く優勝で、羽生善治九段(48)が2013年から3連覇して以来となる、史上2人目の朝日杯連覇を達成した。昨年も羽生九段、広瀬章人竜王(32、当時八段)、佐藤天彦名人(31)ら、将棋界のトップ中のトップを下して優勝したが、本戦から出場となった今年も順位戦A級棋士、朝日杯歴代優勝者、そしてタイトル通算20期を誇る超トップ棋士と、強豪たちに完勝といい内容で頂点まで駆け抜けた。果たして、藤井七段の棋界における立ち位置はどこまで上がっているのか。

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今期、朝日杯で倒したのは1回戦で稲葉陽八段(30)、2回戦で糸谷哲郎八段(30)がいずれもA級棋士。準決勝の行方尚史八段(45)は、朝日杯の第1回優勝者でタイトル挑戦経験もある。そして極め付きは、決勝の渡辺明棋王(34)だ。藤井七段は史上5人目の中学生棋士して話題になったが、その4人目が渡辺棋王。竜王位と棋王位でそれぞれ永世資格を持つ“永世二冠”で、タイトル通算20期は歴代5位に入っている。

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渡辺棋王にいたっては、実績だけではなく、今年度は絶好調だった。藤井七段に決勝で敗れるまで、直近20局はなんと191敗。しかも15連勝、敗れて直後に5連勝と、とにかく勝ちまくっていた。対局も「鬼の棲家」と称される順位戦B1組や、タイトル戦といったものが大半を占め、開催中の棋王戦五番勝負(20敗)、王将戦七番勝負(30敗)では、いずれもタイトルにあと1勝と迫っていた。力が衰えつつある“元トップ棋士”ならまだしも、現役バリバリのタイトルホルダーが、しかも絶好調だったにもかかわらず、藤井七段に完敗を喫したことは、昨年達成した史上最年少156カ月での棋戦優勝よりも、同じプロ棋士の中に走る衝撃は大きいかもしれない。

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改めて、今年度の藤井七段の成績と対戦相手を見てみれば、29連勝で沸きに沸いた1年目よりも、凄みを感じるものが浮かび上がってくる。今年度の成績は、広瀬竜王と勝利数でトップタイとなる407敗。勝率は、中原誠十六世名人が持つ最高記録0.8545478敗)に迫る.851で単独トップだ。昨年は61勝を上げ、勝率0.8356を記録したが、今年度は予選免除の棋戦もあり、順位戦もC1組に上がったことから、対戦相手のレベルが1ランク上がった。また、偶然にも対局前の振り駒で後手番となるケースが多く、今回の朝日杯では4局すべて後手番。今年度の全対局を見ても2/3が後手番だ。7敗のうち5敗は後手番で、巡り合わせ次第では29連勝に匹敵する連勝記録を打ち立てていた可能性すらある。

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ファンの間で愛用されている、棋士の現在の力を示す「レーティング」はいろいろあるが、藤井七段はトップ5に入っていることがほとんど。そのレーティングでもトップである渡辺棋王を破ったことからも、現在7人いるタイトルホルダー級の実力を兼ね備えていると言っても、過言ではない。少なくとも連覇を果たした朝日杯のような、若手有利とされる早指し棋戦では、もはや全棋士から「打倒藤井」とターゲットにされる存在になった。

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将棋ファン待望の藤井七段のタイトル獲得。現在、各棋戦で奮闘中だが、より近い将来に実現するだろうことを確信させる、そんな朝日杯連覇となった。
CAbemaTV
AbemaTV
https://abematimes.com/posts/5734577
より転載)



渡辺明棋王も自身のブログで、決勝の敗戦の反省と今後の藤井七段との勝負に対しての決意を述べている。


『朝日杯準決勝、決勝。
2019-02-16 |   
対局

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準決勝は千田六段戦。優勢ながら攻められて大変でしたが図の▲86桂ではっきりしました。以下は攻め合いでの1手勝ちで決勝へ。



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決勝、藤井七段戦。
図の△34歩に対して▲75銀と打つのが唯一のチャンスでしたが、全く気が付きませんでした。なので藤井七段は「図の1手前の△34歩では△75銀だった」という二回り上(こっちは▲75銀に気が付いてないので△34歩が疑問手なんて夢にも思わない)の反省をしていて、大盤解説で佐藤名人と二人掛かりでも先手が良くならなかったですね。
先手番で角換わりを拒否してまで作戦を主張して、相手の対策が十分ではない状況なら少なくとも「指し易い~やや有利」くらいにはなることが多いんですが(それが先手番の有利性でもある)
それを互角で乗り切られて、図の▲75銀しかチャンスが無い、なおかつこっちは全く気が付かないのに相手は全部読んでるってことがあるのかな、と()・・・
序盤も理解度が深いし、弱点が見当たらないんですが、たまには負けたり苦戦する将棋もあるはずなので、次回までにそれを研究したいと思います。』
(渡辺明ブログ
https://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/8ed18a93f4c6bc7747504feaf27f8e50
より転載)


勝負の分岐点の「▲75銀と打つのが唯一のチャンス」の話は、素人の筆者には理解出来ないが、渡辺明棋王が気づかないのに藤井七段は読んでいたそうなので、そこが反省点と述べている。

今後長時間の対局の経験を積めば、藤井七段はA
級クラスの実力を発揮できることは間違いない。




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最終更新日 : 2019-03-15

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