2015/01/29  忌まわしい現実 - 菜花亭日乗
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2015-01-29 (Thu)  21:40

2015/01/29  忌まわしい現実


毎日を心安らかに楽しく生活したい。
大多数の人は、そう思って暮らしている。
与えられた仕事を頑張って、収入を得て家族を養って、時には旅行にも行き、美味しものも食べ、友達と語らい...生活をしている。その生活に疑問を持つ必要もない。

だが、ニュースなるものがあり、世の中で起きていることを否応なく知らされる。
良いニュースであればよいのだが、想像すら出来ない醜悪なものもある。そんなニュースに出会うと現実の忌まわしさに目を覆いたくなる。

ごく最近では、19歳の国立大理学部女子学生の殺人事件だ。
死体を置いたまま年末に里帰りして実家で暮らしていたそうだから精神異常なのだろう。
一方、難しい入学試験に合格した知能の良さはある。

今流れているニュースでは、高校時代に同級生に毒薬タリウムを飲ませたことも自白している。
twitterには、「酒鬼薔薇聖斗」、麻原彰晃、加藤智大、宅間など世の中を騒がせた犯罪者を好きだと書き込んでいる。

その前には、コンビニで犯罪を偽装しながら画像をyoutubeに載せ、警察をあざ笑った上に逮捕された19歳がいた。この男は、これで有名になれたと言っている。
その前には、同級生を殺害した女子高生が居た。

これらの犯罪者嗜好の若者は、異口同音に。
相手は誰でも良かったと言う。

恨みや怒りから人を殺すのは普通の心理だが、不特定多数の人を無差別に殺害するのは普通の心理ではない。

犯罪レベルではなくても、人間の心理には忌まわしい側面がある。
妬みや嫉妬だ。
幸せそうな人がいると、気に入らない。
成功した人がいると、嫌になる。
自分より勝れたことをしていると腹が立つ。

なんとか邪魔をしてやりたいと思う。
思いが募ると陰で悪さを実行したり、嫌がらせをやったりする。
人の心は、忌まわしい。
忌まわしさに気づかないほど忌まわしい。


問題は、反社会的心理だ。
相手の痛みや苦しみより自分の興味を優先させる心理だ。
こうした心理は、遺伝子に依って生まれるものではなく、生まれてからの育ち方の中で生まれてきたのだろう。

昔の人は、我が身つねって人の痛さを知れと子どもに教えてきた。
自分が痛い目に遭わなければ、人の痛さは理解できない。
この意味では、子どもに体罰は必要だ。
人を叩いたりすれば、自分も痛い目にあう。
人のものを盗んだりすれば、折檻される。
そうした教育の中で社会性は作られていく。
自由放任に育てた子どもがひとりでに立派な社会性を身につけていくと考えるのは妄想に近い予定調和思想だ。


悪い芽は、早く剪まねば、美しい花も咲かない、佳い実も付けない。

忌まわしい現実は、現に存在する。
だが、そんなものに振り回されて生きて行きたくはない。




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最終更新日 : 2019-03-15

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