2022年12月 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2022-12-07 (Wed)

2022/12/07 日記 冬木立

2022/12/07 日記 冬木立

2022/12/07 (水) 旧暦: 11月14日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  大雪 日出: 6時36分 日没:  16時27分 月出:  15時38分 月没:  5時32分 月齢:  13.17 潮汐:  大潮 干支:  甲午 六曜:  赤口 九星:  三碧木星 今日のあれこれ: 冬木立 「4K 冬木立とすずめ2017」 https://youtu.be/So3wGjg44ag 『冬木立(ふゆこだち) 三冬 【子季語】  寒林 【解説】  冬の樹木「...

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2022/12/07 () 旧暦: 1114日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  大雪 日出: 636分 日没:  1627分 月出:  1538分 月没:  532分 月齢:  13.17 潮汐:  大潮 干支:  甲午 六曜:  赤口 九星:  三碧木星


今日のあれこれ: 冬木立

4K 冬木立とすずめ2017

https://youtu.be/So3wGjg44ag



『冬木立(ふゆこだち) 三冬

【子季語】
 寒林

【解説】
 冬の樹木「冬木」が群立しているさまをいう。
落葉樹も常緑樹も冬木ではあるが、葉を落とした冬枯れの裸木の木立は、鬱蒼と茂る夏木立と対照的にものさびしいものである。』
(季語と歳時記)



冬木立の俳句:


・み吉野の桜眠るや冬木立   山口キミコ


・月ありて北斗の冴えや冬木立  岡本松浜


・帰途の坂夕日まばゆき冬木立   坂本依誌子


・潔さ勝るものなし冬木立   大橋晄


・犬も猫も人ものびのび冬木立   赤座典子




夏、空にはギラギラと燃える太陽が輝く昼。
緑深い森の中は、涼しさが満ちている。
 一方、人気のない森の中では、良からぬ人間や凶暴な動物が突然目の前に現れたりする不安が無いことはない。
 森の中は涼しいのだから、何でもやって来るのだから。

冬、落葉樹が葉を落とした森。
夏の光から森を覆っていた葉は、散り落ちて、空を覆うものは何もない。
 夏、樹の下の暗さが創り出していた陰の世界はどこかに消えてしまった。

あっけらかんと明るい冬木立の中には、穏やかな空気が漂っている。

冬木立は、良いものだ。
北風の吹かない午後、冬木立の中に身を置いて見よう。
鳥たちが居れば、その声に耳を傾けて...




2022-12-06 (Tue)

2022/12/06 日記 鶴

2022/12/06 日記 鶴

2022/12/06 (火) 旧暦: 11月13日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時35分 日没:  16時27分 月出:  15時04分 月没:  4時29分 月齢:  12.17 潮汐:  中潮 干支:  癸巳 六曜:  大安 九星:  四緑木星     今日のあれこれ: 鶴   『出水平野のツル』   https://youtu.be/KNZVUHwmCHM         『鶴(つる) 三冬...

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2022/12/06 () 旧暦: 1113日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 635分 日没:  1627分 月出:  1504分 月没:  429分 月齢:  12.17 潮汐:  中潮 干支:  癸巳 六曜:  大安 九星:  四緑木星

 

 

今日のあれこれ: 鶴

 

『出水平野のツル』

 

https://youtu.be/KNZVUHwmCHM

 

 

 

 

『鶴(つる) 三冬

 

【子季語】

 丹頂、鍋鶴、真鶴、袖黒鶴、姉羽鶴、黒鶴

 

【解説】

 ツル科の鳥の総称。秋にシベリア方面から渡来し沼や田圃で越冬、 春には再び去る。

 鹿児島県出水市や山口県周南市が飛来地として 有名。姿の優美さもあって、古来よりめでたい鳥として尊ばれて きた。北海道の丹頂鶴は渡り鳥ではない。』

(季語と歳時記)

 

 

 

鶴の俳句:

 

 

・稜線の落暉かすめて二羽の鶴   安原ときこ

 

 

・啼く田鶴の一身銀の日矢の中  橋本榮治

 

 

・嘴あげて鶴いつせいに声揃へ   久保東海司

 

 

・翔つ前の声混じり合ふ鶴の恋   山本耀子

 

 

・臈たけて双鶴の羽差し交はす   荒川美邦

 

 

 

都会のゴミ場を漁る烏。

人馴れして近づいても逃げようとしない。

限界まで近づくと、ヒョイヒョイと足を使って距離を保つ。

 

同じ鳥でも鶴は優美だ。

佇まいも穏やかで、鶴はその様に生まれていると感じさせる。

 

鶴はやはり、山や里、自然豊かな場所がよく似合う。

 

例句を5句選んだが、いずれの鶴も自然の中に在って、

優雅で美しい。

 

 

2022-12-05 (Mon)

2022/12/05 日記 おでん

2022/12/05 日記 おでん

2022/12/05 (月) 旧暦: 11月12日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時35分 日没:  16時27分 月出:  14時33分 月没:  3時26分 月齢:  11.17 潮汐:  中潮 干支:  壬辰 六曜:  仏滅 九星:  五黄土星 今日のあれこれ: おでん 『沖縄のおでんが普通じゃない!?沖縄屈指のディープスポット桜坂の人情たっぷりな親父さんが作るおでんで飲むよい!【沖縄観光/那覇】』 https://you...

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2022/12/05 () 旧暦: 1112日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 635分 日没:  1627分 月出:  1433分 月没:  326分 月齢:  11.17 潮汐:  中潮 干支:  壬辰 六曜:  仏滅 九星:  五黄土星


今日のあれこれ: おでん

『沖縄のおでんが普通じゃない!?沖縄屈指のディープスポット桜坂の人情たっぷりな親父さんが作るおでんで飲むよい!【沖縄観光/那覇】』


https://youtu.be/hYv6ElEsZGI



『おでん: 関東炊、関東煮、おでん屋、煮込みおでん、おでん鍋、おでん酒

 三冬

もともとは田楽の略である。
 関東炊きといわれるように、関東が本場である。
醤油 砂糖 だしで、大根、玉子、はんぺん、ちく
わなどを煮込んだ食べ物である。』
(季語と歳時記)



おでんの俳句:


・おでんの具関西風出汁関東風   稲畑廣太郎


・おでん屋は老いて味よし気風よし   堀岡せつこ


・おでん屋のおかへりと言ふ女将かな   三遊亭金遊


・おでん屋にさみしがりやの顔並び   藤野佳津子


・おでん鍋先づ大根に一の箸   芝尚子




冬本番の寒い日が続いている。
こんな寒い夜には、身体を中から温めたい。

行ける口なら、行きつけの赤ちょうちん・おでん屋に寄って帰る夜になる。
 熱々のおでんを肴に熱燗を飲めば、それで寒さを忘れることができる。

暖簾をくぐれば、おふくろさんがおかえりと言ってくれる店なら、尚、心もほっこりあたたまる。


季語と歳時記の説明は、一寸気になった。
名古屋では、おでんと関東炊き(関東煮)は違うものだ。
関東煮は醤油ベースで、煮物の印象もある。
おでんは、出汁を含めた旨味を感じさせるもののイメージだ。

おでんは、地域ごとの個性がある。
動画のおでんは沖縄のおでんだ。
具材にテビチとかちまぐーとかの豚の足、ソーセージなどが入っている。
 一番違うのは、沖縄ではおでんは夏でも食べる。年中通して食べられるものだ。 だから、沖縄では「おでん」は季語にはならない。
 沖縄には、美味しいおでんを食べさせてくれる店が多くある。

又、行かなくては...





2022-12-04 (Sun)

2022/12/04 日記 顔見世

2022/12/04 日記 顔見世

2022/12/04 (日) 旧暦: 11月11日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時34分 日没:  16時27分 月出:  14時05分 月没:  2時24分 月齢:  10.17 潮汐:  中潮 干支:  辛卯 六曜:  先負 九星:  六白金星 今日のあれこれ: 顔見世 「京都南座にまねきが上がった。当たる卯歳吉例顔見世興行」 https://youtu.be/Ys145skXkZM 『顔見世(かおみせ、かほみせ) 仲冬 【子季語...

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2022/12/04 () 旧暦: 1111日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 634分 日没:  1627分 月出:  1405分 月没:  224分 月齢:  10.17 潮汐:  中潮 干支:  辛卯 六曜:  先負 九星:  六白金星


今日のあれこれ: 顔見世


「京都南座にまねきが上がった。当たる卯歳吉例顔見世興行」

https://youtu.be/Ys145skXkZM



『顔見世(かおみせ、かほみせ) 仲冬

【子季語】
 歌舞伎顔見世、面見世、足揃、歌舞伎正月、芝居正月

【解説】
 江戸時代、役者と劇場の契約は十一月から一年間で、十一月興行に新たに契約を結んだ俳優が勢揃いし、その顔ぶれを見せることからこうよばれた。
 初日は午前二時ころから興行があった。現在は京都、南座の十二月興行にその雰囲気が残る。』
(季語と歳時記)



顔見世の俳句:


・顔見世と言ひていそいそ丹波より  西井雅子


・顔見世の口上天へ届きけり   石川かおり


・顔見世といへばなつかし吉右衛門  星野立子


・顔見世の桟敷にずらり舞妓連   和田郁子


・顔見世のうすくれなゐに時雨けり   山尾玉藻




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25日、京都南座で年末に行われる顔見世興行を前に、出演する歌舞伎俳優などの名前が書かれた「まねき看板」
を飾るまねき上げが行われた。

この看板を見ると京都の人は師走が来たと感じる恒例行事だそうだ。

そして顔見世興行が、今日、124日から始まり25日まで演じられる。

歌舞伎の世界では、顔見世興行は一年の幕開けの位置付になっている節目の興行だそうだ。
役者に加えて桟敷には芸妓、舞妓の奇麗所まで揃った華やかな光景を見ることができるのは、心が躍る晴れ舞台に違いない。

コロナのために失われてしまった、日常がすこしずつ戻ってきている。






2022-12-03 (Sat)

2022/12/03 日記 襟巻き

2022/12/03 日記 襟巻き

2022/12/03 (土) 旧暦: 11月10日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  カレンダーの日 日出: 6時33分 日没:  16時27分 月出:  13時39分 月没:  1時21分 月齢:  9.17 潮汐:  若潮 干支:  庚寅 六曜:  友引 九星:  七赤金星 今日のあれこれ: 襟巻き 「【マフラーの巻き方】2022秋冬コーデに合うマフラーのベストな巻き方!8パターンマフラーの巻き方をご紹介します!|レディースファッション...

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2022/12/03 () 旧暦: 1110日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  カレンダーの日 日出: 633分 日没:  1627分 月出:  1339分 月没:  121分 月齢:  9.17 潮汐:  若潮 干支:  庚寅 六曜:  友引 九星:  七赤金星


今日のあれこれ: 襟巻き

「【マフラーの巻き方】2022秋冬コーデに合うマフラーのベストな巻き方!8パターンマフラーの巻き方をご紹介します!|レディースファッション|Pierrot(ピエロ)」

https://youtu.be/Gjcq-GE9NfA



『大人メンズがするべき「マフラーの巻き方5選」と「マフラーを巻くメリット」』

https://youtu.be/7HQRW9GVAWs




『襟巻: 首巻、マフラー

  三冬

冬、首にまいて寒さを防ぐもの。
毛織物、絹、毛皮などで作られる。
現代ではファッション性を重視したものが多い。』
(季語と歳時記)



襟巻・マフラーの俳句:


・マフラーの白も若さも眩しかり   長野純顕


・「あったかあい」白襟巻の彼へ笑む   森理和


・マフラーの中で呟く恋のうた   宮田香


・襟巻の奥より光るイヤリング  稲垣一雄


・マフラーの真白もろとも抱かれたる   小林あつ子




襟巻き、今の表現ではマフラー。
例句を読んでも、マフラーの方が句が多い。
だから、マフラーを避けては句を語れない。

急に寒くなったので、マフラー・襟巻きを取り出した人は多いとはずだ。
 しかし、句を読んで入ると、襟巻き・マフラーは単に寒さを防ぐものではないようだ。

ファッションのためのもの、いかに自分を魅力的に見せるためのものらしい。

例句を読んでも、その辺りの句も散見される。

マフラーに加えてイヤリングでも魅せる。

そして、真っ白なマフラーをして抱かれたという。

もういい加減にして欲しい!!

けど、その後どうなったか、聞いてみたい気がする。





2022-12-02 (Fri)

2022/12/02 日記 北風

2022/12/02 日記 北風

2022/12/02 (金) 旧暦: 11月9日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 6時32分 日没:  16時27分 月出:  13時13分 月没:  0時16分 月齢:  8.17 潮汐:  長潮 干支:  己丑 六曜:  先勝 九星:  八白土星 今日のあれこれ: 北風 「“気温急降下”どう節電? 「ガラスにプチプチ」「LED」… 列島に寒気襲来(2022年12月1日)」 https://youtu.be/yyz8olQiEII 『北風(きた) 三冬 ...

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2022/12/02 () 旧暦: 119日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 632分 日没:  1627分 月出:  1313分 月没:  016分 月齢:  8.17 潮汐:  長潮 干支:  己丑 六曜:  先勝 九星:  八白土星


今日のあれこれ: 北風

「“気温急降下”どう節電? 「ガラスにプチプチ」「LED 列島に寒気襲来(2022121)

https://youtu.be/yyz8olQiEII



『北風(きた) 三冬

【子季語】
 北風(きたかぜ)、北風(ほくふう)、北吹く、大北風風、朝北風

【解説】
 冬。中国やシベリヤから吹いてくる乾燥した季節風。
 日本海の海水をふんだんに吸い上げて日本海側の山間部に大雪をもたらす。太平洋側は乾燥した冷たい風になる。』
(季語と歳時記)



北風の俳句:


・急に北風空の形相うち変り  上野泰 佐介


・一つづつ北風の点せる山家の灯   吉田晴子


・海神の声やデッキに北風すさび   刈米育子


・一晩中北風の音土を打つ  金子兜太


・嫁ひとり迎ふ総出の北風の村  成田千空


・回転ドア一緒に入りし北風吠ゆる   嶋田摩耶子




天気は急変する。
予報はあっても準備はできないものだ。

12
月に入っての北からの寒波の襲来は想像以上のものだ。
北の国、北の海では風が荒れ狂うだろう。
大きな被害が発生しなければ良いのだが。

太平洋側は、身体の危険を伴うような気象条件にはならないだろうが、それでも外の仕事は辛く、体調を崩す人も多く出るだろう。

北風に逆らっても意味はない。
素直に受け止め、収まるのを待つしか無い。





2022-12-01 (Thu)

2022/12/01 日記 十二月

2022/12/01 日記 十二月

2022/12/01 (木) 旧暦: 11月8日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  映画の日 日出: 6時31分 日没:  16時27分 月出:  12時46分 月没:  ---- 月齢:  7.17 潮汐:  小潮 干支:  戊子 六曜:  赤口 九星:  九紫火星 今日のあれこれ: 十二月 「きっかけは不倫? 首には抵抗した痕も…“妻殺害”逮捕の長野県議「複数の女性と…」(2022年12月1日)」 https://youtu.be/GnhfB5uhGjo 『十二月 ...

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2022/12/01 () 旧暦: 118日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  映画の日 日出: 631分 日没:  1627分 月出:  1246分 月没:  ---- 月齢:  7.17 潮汐:  小潮 干支:  戊子 六曜:  赤口 九星:  九紫火星


今日のあれこれ: 十二月

「きっかけは不倫? 首には抵抗した痕も…“妻殺害逮捕の長野県議「複数の女性と(2022121)

https://youtu.be/GnhfB5uhGjo



『十二月
  仲冬

陽暦の十二月。一年の最終月である。
新年を迎える準備など何かと済ませるべきことが多く、あわただしさを感じさせる月である。』
(季語と歳時記)


今日から12月。
季語を師走にするか十二月にするか迷ったが、十二月にした。

今日二のニュースは、妻を殺害した県議のニュースばかりだ。
うんざりする。

十二月の例句を探すと句数が多い、1500を超えていた。
読み始めると、宮城氏、安立氏の句があった。
十二月だけではなく十二月八日と書いている。

十二月八日は、なんの日かなと思い始めた。


「十二月八日」を検索してみると、1500句の中で148句に「十二月八日」を使っていた。

先に進んでいくと、上から「十二月八日」を使っている句が並んでいた。

そして、漸く何の日か判った。



「十二月八日」の俳句:


・何の日か忘れて十二月八日  宮城白路

・幾たびの十二月八日ただ寒し  安立公彦

十二月八日MRI検査に身を委ね  北村香朗
十二月八日あまたのラブホテル 岩城久治
十二月八日あんパン半分こ  坪内稔典
十二月八日うつすらと覚えてゐる  竹内弘子
十二月八日かがみて恥骨あり 熊谷愛子
十二月八日ごつごつ石ばかり 廣瀬直人
十二月八日その年に生まれけり  楠原幹子
十二月八日たまたま洲崎かな 伊藤いと子
十二月八日と暫しむかひあふ  赤座典子
十二月八日と師走の十四日  遠藤逍遙子
十二月八日と思ふ晝すぎに  佐藤喜孝
十二月八日に作る握り飯  松田都青
十二月八日のことを妻言はず 燕雀 星野麥丘人
十二月八日の雨に濡れてをり  荒木甫
十二月八日の海を見てゐたり  石田きよし
十二月八日の記憶無しとせず 相生垣瓜人 負暄
十二月八日の句座へ服を選る  青砥真貴子
十二月八日の空の碧さかな  石田きよし
十二月八日の兄弟喧嘩かな  土井田晩聖
十二月八日の冴えに退りけり 渡邊水巴 富士
十二月八日の山を灯の過る  戸栗末廣
十二月八日の霜の屋根幾万 加藤楸邨(1905-93)
十二月八日の昼の物音す 高澤良一 随笑 
十二月八日の朝やパン焦す  島田尚子
十二月八日の都夜霧濃し 藤井寿江子
十二月八日の日差がんもどき 原田喬
十二月八日の念ひとこしなへ  水原春郎
十二月八日の白湯のあまかりき  小野寺節子
十二月八日の薄きおみおつけ 高澤良一 随笑 
十二月八日の飯を白く炊く  岡本眸
十二月八日の父へ電話せる  石田きよし
十二月八日の米を掴み磨ぐ  鹿野佳子
十二月八日の夜の長湯かな  青山丈
十二月八日の蠅が壁にゐる  大崎紀夫
十二月八日ハワイの鮨を食ふ  近藤ともひろ
十二月八日は尖る喉仏  丸井巴水
十二月八日ひそやかに聴く挽歌  河内桜人
十二月八日ひとに安けき目覚めあり  安立公彦
十二月八日またたき点る蛍光灯  内田美紗
十二月八日ミルクの膜厚き 櫂未知子 蒙古斑以後
十二月八日やぬるき湯に浸かり 森田智子
十二月八日や葉付き柚子一顆 星野麥丘人
十二月八日よ母が寒がりぬ 榎本好宏
十二月八日ラヂヲ體操元気なり  佐藤喜孝
十二月八日を過ぎて生残る 三橋敏雄 畳の上
十二月八日を海は忘れない  川崎光一郎
十二月八日を言ひぬ車椅子  甕秀麿
十二月八日を夫の言ひ出づる 天野慶子
十二月八日を忘れ得ぬ齢  稲畑汀子
十二月八日一人言へども誰も云はず 熊谷愛子
十二月八日雨垂れ打ちにけり  根岸善行
十二月八日沖見てゐる一人 宮城白路
十二月八日温めて足のつぼ  中川句寿夫
十二月八日花屋に並ぶ人  赤座典子
十二月八日過ぎゐておどろけり  阿部ひろし
十二月八日階段踏み外す  内山照久
十二月八日眼前の生地獄  鈴木節子
十二月八日金属疲労深くせり  杉﨑ちから
十二月八日苦き昭和史振り返る  川村欽子
十二月八日靴の片減りただならず  宮沢治子
十二月八日鍬の楔を打ちにけり  藤森すみれ
十二月八日月夜の通り雨 菊地千枝子
十二月八日元栓固締めす  井原美鳥
十二月八日今でも千住かな  青山丈
十二月八日根をもつごとき霜 桜井博道 海上
十二月八日産声二度起る 萩原麦草 麦嵐
十二月八日手はポケットに入れたまま  本間羊山
十二月八日首まで湯に浸り  高橋澄子
十二月八日銃後はうつくしく  堀内一郎
十二月八日出窓に哺乳瓶  後藤雅文
十二月八日少女でありし直かりし  井上信子
十二月八日少年老い易く  中山皓雪
十二月八日食パン賞味期限切れ  中村ふく子
十二月八日新聞両手もてひらく 前田典子
十二月八日真赤な月の昇りけり  宮沢治子
十二月八日真白な花生けて  石城幸子
十二月八日身ぬちに滾るもの  千田百里
十二月八日生き生き生きて学芸会  吉田克美
十二月八日青竹の伐り出され  伊藤多恵子
十二月八日川幅に水流れ  大野英美
十二月八日戦争を知らぬ子と  小林のり人
十二月八日男湯混みにけり  定梶じょう
十二月八日島より火山弾  迫田白庭子
十二月八日動天の記憶あり 山口青邨
十二月八日同年酌み交はす 森田峠 逆瀬川以後
十二月八日日捲めくるのみ  木下野生
十二月八日波止場に鳩の影  渡邊千枝子
十二月八日廃品束ねけり  荒木武太郎
十二月八日病者に言葉無き  工藤伊代子
十二月八日米びつを豊かにす  宮崎高根
十二月八日亡き母叫(おら)ぶなり  松村多美
十二月八日忘れてしまひけり  堀内一郎
十二月八日北より難波船  小林愛子
十二月八日釦かファスナーか  和田満水
十二月八日味噌汁熱うせよ 桜井博道
十二月八日未明の雪熄みをり  野沢しの武
十二月八日夢道の獄中句  鴨下昭
十二月八日無人ピアノの鳴つてゐし  千田百里
十二月八日無風の横須賀港  高澤良一  石鏡
十二月八日鳴り出す古時計  田村善伴
十二月八日目薬さしてをり  木下野生
十二月八日問はず語りの遠き日よ  北川孝子
十二月八日夜干しのズボン垂れ 内田 美沙
十二月八日陽落つる音を聴く  千田百里
十二月八日卵黄漲りぬ 原田喬
十二月八日老斑増やして健  大井貞一
十二月八日蝋涙の片流れ  千田百里
十二月八日揉み手を臣何某  荒木甫
十二月八日滾りしもの身ぬちに 伊丹三樹彦
十二月八日籠りぬ故あらず 石塚友二 磊[カイ]
十二月八日鯊釣る帽深く 殿村莵絲子 牡 丹



以下の2句はレノンと明示していた。

・十二月八日レノンの曲探す  次井義泰

・十二月八日はジョンレノンの忌  田村すゝむ



レノンを撃ったマーク・チャップマンは、狂人なのでまだ獄中にいるそうだ。

まだ、自供はしていないので未確定だが妻を殺した県会議員とすれば、やはり狂っているとしか言いようがない。


レノンは名曲「イマジン」で語りかけている。
頭の上には天国はない。足の下には地獄もない。
宗教も国も人を殺す理由にはならない。
平和に、普通に、心を合わせて生きていくことを、想像しようと。


「ジョン・レノン / イマジン (日本語訳付き)」

https://youtu.be/wARpk54fv8U