2022年11月22日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2022-11-22 (Tue)

2022/11/22 日記 冬に入る

2022/11/22 日記 冬に入る

2022/11/22 (火) 旧暦: 10月29日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  小雪 日出: 6時23分 日没:  16時30分 月出:  4時08分 月没:  15時15分 月齢:  27.67 潮汐:  中潮 干支:  己卯 六曜:  友引 九星:  九紫火星 今日のあれこれ: 冬に入る 「四方睨みの龍 登り龍 守護龍 絵画と彫刻」 https://youtu.be/XuxLUgtifkI 『冬に入る  読み方:フユニイル(fuyuniiru) ...

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2022/11/22 () 旧暦: 1029日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  小雪 日出: 623分 日没:  1630分 月出:  408分 月没:  1515分 月齢:  27.67 潮汐:  中潮 干支:  己卯 六曜:  友引 九星:  九紫火星


今日のあれこれ: 冬に入る

「四方睨みの龍 登り龍 守護龍 絵画と彫刻」

https://youtu.be/XuxLUgtifkI



『冬に入る
 読み方:フユニイル(fuyuniiru)

 立冬のこと

 季節 冬

 分類 時候』
(季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社)



「冬に入る」の俳句:


・雲竜の眼玉ぎろりと冬に入る   松本三千夫


・影踏の母と子のあり冬に入る   大澤洋子


・影長く肩を並べて冬に入る   田村園子


・家まるく仔猫まあるく冬に入る   大日向幸江


・一年のしづかに熟し冬に入る   外川玲子




辞典を見ると季語「冬に入る」は、立冬のことと書かれている。
確かに季節の括りと言うような大きな意味では同じなのだが、個人的には、少し違う気もする。
 
立冬は、暦の上の位置があり、客観的なもので、ゆるぎのない確かさがある。

一方、「冬に入る」と言うのは、実感が背景に在り、感じるものと言える。
 気候変動や、個人の感覚により左右されるもので、相対的に揺れているものだ。


それはそうとして、例句を読んでいると、「冬に入る」という実感も、実は人それぞれで、面白かった。


雲龍の眼というものが、親しく温かみのあるものかと言えば、そうではない。
 人の心の隅々まで、サーチライトを当てすべてをあぶり出すものだ。
 近づきたいと思うものではなく畏怖し、立ち竦むものだ。

冬は厳しい。海は荒れ、山は雪に閉ざされる。野に稔りはなく、動物たちは食べるものをも求めて日々を彷徨うことになる。
その意味では、松本氏の感覚は的を突いている。
 
中の3句は女性の句。
冬でも縁側の陽だまりのような世界だ。
コロナ騒動や一人のパラノイヤに引き起こされた戦争の現実とは遠く離れた満ち足りた冬だ。

少し能天気にも思えるが、いいじゃないの、幸せならば。
幸せな人に、付ける薬はない。


最後の句、外川氏の世界は、広い。
在るが儘を受け入れる態度だ。
事態によっては、雲龍の眼になることもあるだろう。